「巨大サイコロで、雪山の急斜面を転がされました(笑)」水道橋博士×野呂田秀夫『足腰力』対談vol.1の画像
「巨大サイコロで、雪山の急斜面を転がされました(笑)」水道橋博士×野呂田秀夫『足腰力』対談vol.1の画像

『週刊大衆』の人気連載「らくらく0円健康法」から生まれた「一生歩ける!寝たきりにならないための『足腰力』」が発売された。これにすぐさま反応したのが芸能界一の健康オタク、浅草キッドの水道橋博士。「週刊大衆」編集部に一本の電話が入った。

「ボクも長年悩んでいる腰痛を改善したい! ぜひ『足腰力』対談をやりましょう」 自身を含めた腰痛に悩む人たちのために、と著者の野呂田秀夫氏(元東京警察病院リハビリテーション室長。理学療法士、柔道整復師)との対談を持ちかけてくれたのだ。

 野呂田氏は「格闘王」前田日明のリハビリ指導でも知られ、前田ファンの水道橋博士とは旧知の仲。さっそく、水道橋博士の仕事場を訪問して、腰痛改善の秘策を伝授することになった。水道橋博士の腰痛は、たけし軍団として体を張り続けた時代の「名誉の負傷」だった。

水道橋博士(以下、博士)「91年、28歳の時に『スーパージョッキー』の『軍団クイズ・体は資本だ!』というコーナーで、毎週巨大サイコロに入れられて転がされてたんです。それがどんどんエスカレートして、とうとう雪山の急斜面を落とされた(苦笑)。命の危機を感じて、とっさにフタを開けてポーンと飛び出して思い切り雪面に叩きつけられました。その時に腰をひどく痛めて、数日後のスタジオ収録ではとうとう動けなくなって救急車で運ばれました」

 また、同じく『スーパージョッキー』で「わんこそばを食べてたらプロレスラー、キラー・カーンに襲われる」というドッキリを仕掛けられ、身長195cm、体重140kgの巨漢レスラーのニードロップの餌食に。こちらも病院送りとなり「椎間板ヘルニア」と診断された。

 椎間板ヘルニアとは、背骨の腰の部分(腰椎)の骨と骨の間でクッションの役割を果たす軟骨(椎間板)が変形。組織の一部が飛び出して付近の神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれを引き起こすもの。

野呂田氏(以下、野呂田)「ずいぶん過激なことをしたものだね(苦笑)。辛かったでしょう」

博士「はい。腰の手術も考えていますし、タイミングがあえばやりますよ。“この方法しかない”と確信を持ったり、腰痛克服の本を書くことになればやります」

野呂田「神経症状が出たり、歩けなくなるまでいくと手術ですね。でも保存療法といって、ストレッチをしたり、周囲の筋肉を鍛えることでカバーする方法もありますよ」

(つづく)

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一生歩ける!寝たきりにならないための『足腰力』 著:野呂田秀夫 発売元:双葉社
 http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31137-2.html

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