なぜ有村は、こうも思い切りがいいのか――。「彼女は以前から、目標とする女優として、19歳で映画『蛇にピアス』で激しくセクシーなシーンを演じた、吉高由里子の名前を挙げていますからね。これはすなわち、吉高のような演技も辞さないと宣言しているのと同じことでしょう。吉高に追いつくために、“早く、思いっきり脱げる台本を用意して!”と思っているのかもしれません」(映画関係者)

 NHKの朝ドラに出ていては、吉高追撃には遠回りな気もするが、「吉高も、14年に朝ドラ『花子とアン』のヒロインを経験しており、しかも有村と同様、オーディションなしでヒロイン指名を受けての出演でした。そう考えると、有村は、着実に吉高の影を追いかけていると言えるでしょう」(前同)

 というから、その先には、やはり我々が期待する、超絶セクシーシーンの大公開が待っていると考えてよさそうだ。「彼女は、“顔が不細工に映っていようが、鼻水が垂れていようが、ありのままの自分を見てほしい。見せたことのない自分を見せたい”と、女優にかける意気込みを語ったことがあります。そして、その後の彼女の演技を見ていると、思い切りの良さを感じます。作品にさえ恵まれれば、いつでも脱げるのではないでしょうか」(前同)

 このぶんだと、ただ吉高をトレースするだけにはとどまらず、さらなる衝撃を我々に与えてくれそうな予感さえするではないか。一つ心配なのは、ゲス不倫など男性関係でのつまずきだが、「所属事務所が、あまりスキャンダル対策を得意としていないため、気をつけてもらいたいところですが、かつてジャニーズ事務所の岡本圭人にキスをされるプリクラが流出したときに、こってりとお灸を据えられたのか、その後、男の影は一切見えません。頭のいい女優さんなので、今、とても大切な時期であることを、よく理解しているはず。大きな不安はないと思います」(芸能評論家の三杉武氏) 今のところ弱点が見当たらない、この「最強女優」の、さらなる進化が楽しみでならない。

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