砂がカラダの毒素を抜く!? 今注目の「砂療法」って?の画像
砂がカラダの毒素を抜く!? 今注目の「砂療法」って?の画像

 美容やダイエットのキーワードの一つである「デトックス」。デトックスとは体内の毒素を排出することで、美肌や便秘にも関係するといわれています。半身浴や週末断食など、日常的に実践している人も多いのではないでしょうか。ここでは、この夏オススメのデトックス方法「砂療法」を紹介しましょう。

 砂の中にただ寝そべっているだけで、体の毒素を出してしまうという民間療法の「砂療法」。砂には毒素を吸収するパワーがあるといわれ、エジプト、インドなどでも古くからさかんに行われていたそうです。国内でも戦後から「砂浴」「砂風呂」として親しまれ、現在も海岸の砂浜などで行っているところがあるようです。がんや婦人科系の疾患、皮膚病、腰痛などに効果があるとされています。まあ、あまり難しく考えず、まずは気軽に砂浜に埋もれてみるところから始めてはどうでしょう。

 夏の海で砂療法をするときは、顔に直接日光が当たらないようビーチパラソルやテントで日陰を作りましょう。日中の気温が30度を超える真夏は、早朝や夕方の時間帯がベターです。砂に入る時間は長いほうが良く、理想は6時間ですが、1~2時間でも効果アリとされています。なるべくたくさんの肌が砂に触れるような水着で入るのがオススメです。

 入り方は自分の体の厚みより少し深く穴を掘って、頭のほうを高くします。仰向けに寝て、お尻のあたる部分を少し深くして埋まります。水分はこまめに摂り、顔には日焼け止めを塗って帽子をかぶったり、タオルをかけたりして、日焼けには十分注意しましょう。ポイントは砂のキレイな場所ですることと、一人では行わないことです。無理をせず、体が辛くなったら砂から出てしまうようにします。

 人によっては一回行っただけで宿便が排出された、との声もある砂療法。波の音を聴きながら砂浜でウトウト……なんて、それだけでもストレス解消になりそうです。友人同士で海水浴場にいったついでに、遊びながら試してみてもいいかもしれませんね。

本日の新着記事を読む