大ベストセラーになった単行本『ビリギャル』のカバーを飾るや否や、瞬く間に売れっ子の仲間入りを果たした石川恋さん。そんな彼女に、新作映画から理想の男性、そして今後の目標までじっくり聞いてきたゾ!
――今日はセーラー服姿ですね!
石川:はい。どうですか?
――とても似合ってますよ! 石川さんといえば、ベストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(通称『ビリギャル』)のカバーでの、ちょっとふて腐れた女子学生姿が有名です。生で拝見すると、本当の女子高生のようですね~。
石川:ありがとうございます! 今回は映画『コープスパーティー Book of Shadows』で女子高生役を演らせてもらったんです。
――『コープス~』は、ホラーアドベンチャーゲームの映画化作品。今回は映画第2弾となるんですね。
石川:そうです。ただ私元々、血や内臓がバッと出てくるのが苦手で、前作もちゃんとは見られなかったんです(苦笑)。
――今回は大丈夫だったんですか?
石川:実は、完成版はまだ見ていなくて、これから見るんです。大丈夫かな……。
――心配ですね。先に見させていただきました。今作はとても面白いですが、とても怖かったですよ~。
石川:……(顔面蒼白)。
――ハハハ。撮影中は怖くはなかったんですか?
石川:それは全然大丈夫でした。撮影時は私たち出演者の待機場所と、特殊メイクの準備の場所が同じ部屋だったんです。だから、周囲には作り物の腕や首がゴロゴロしていて、悪霊のサチコ役の女の子も全身が血で濡れているメイクをして一緒の部屋にいたんです。最初は「キャ~怖い!」って思ったんですけど、そのうちに慣れて平気になってきて、そこでお弁当も食べていました(笑)。
――慣れはすごい。今作は、前作に続き乃木坂46の生駒里奈さんが主演をされているのも話題ですね。
石川:はい。実は私、アイドルが大好きなんです。だから、共演できるって聞いただけでメチャクチャうれしかったです。
――一緒に仕事をした感想は?
石川:主役だから一番大変なはずなのに、一番キャストにもスタッフにも気を遣っていて。彼女がアイドル界トップで活躍している理由が分かりました。見えないところで努力しているのが、演技にもにじみ出ているというか。私も見習わなきゃと思いましたし、もっとファンになりました(笑)。
――普通のファンみたいですね。
石川:撮影後に自分のサイン入りの写真集を送らせてもらったら、生駒さんも同じ様にサイン入りの写真集を返していただいて。本当うれしいです!
――よかったですね~。話は変わりますが、冒頭でもちょっと触れましたが、石川さんは『ビリギャル』のカバーで一躍注目を集めましたよね。
石川:そうですね。でも実は当時私は、ギャル雑誌の専属モデルのオーディションにことごとく落ちていたんです。当時私は大学3年生で、所属事務所からも「芸能界を諦めて就職したほうがいい」みたいなことを言われて、私もそうしようかなと思った矢先に『ビリギャル』が決まったんです。
――なるほど~。あの金髪はインパクトありましたが、あのカバーのために染めたんですか?
石川:実はなかなか複雑な話で。私、大学に入ってからほぼ金髪だったんです。
――ほほう。金髪が好きだったんですか?
石川:というより、ギャルに憧れていたんです。でも、ギャルモデルの夢を諦めかけて黒髪に戻したその日に、『ビリギャル』の仕事が決まって、「え、また金髪にするの!? 」って(笑)。
――それは大変でしたね~。今は、黒髪になった石川さんですが、実際、ご自身のセーラー服姿を鏡でご覧になってどう思いますか?
石川:自分で言うのもなんですが、まだまだイケるかなって(笑)。どうですか?
――イケてますよ! 何歳くらいまでセーラー服を着られると思いますか?
石川:う~ん……25、26歳までなら大丈夫かな。
――余裕ですよ! 今回の映画で石川さんが演じた役では恋の話もありましたが、学生時代の石川さんの恋はどんな感じだったのですか?
石川:高校生時代に2つ年上の方とおつきあいしていたことがありましたね。
――じゃあ、年上がタイプ?
石川:そうですね。私は今春まで大学に通っていたんです。男友達もいたし男女がとても仲よくて、よくみんなで飲みに行ってたりしてたんですけど、同い年って恋愛対象にはならないなあと。すごく子どもっぽいんです。いまだに中学生みたいで。