7月に放送された『FNS27時間テレビ フェスティバル!』(フジテレビ系)の中で、特に話題となったのは「さんま・中居の今夜も眠れない」のコーナー。明石家さんま(61)が中居正広(43)に、ファンを不安にさせている「SMAP解散報道」についてド直球で聞くなど、このコーナーでの二人のやり取りがネットメディアのニュースにも多数取り上げられることとなった。
さんまは、7月30日に放送された『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、『27時間テレビ』について言及。村上ジョージ(61)に同コーナーでのことを追及されたさんまは「俺はもう、前もって本当に答えられない質問なんで、実は先にディレクターに“中居に言うといてくれ。とにかく俺は、これを聞くから、おまえは自由に、ウソでもエエし、なんでもエエから答えるようにしてくれ”と」と、事前に確認をしていたことを告白。さらに「“それがイヤだったら、出るな”と。“イヤだったら、出なくてもいいし、『さんま・中居』のコーナーなしでいいから”って」と、中居に対して配慮していたことが明らかになった。
また、同コーナーのCM中に、「おまえ、言わんでもエエぞ。言いたくないことはね」と中居を心配していたというさんま。「“この空気に負けて、シャレにならんことを言っちゃダメだから”って。かなり気を遣いながら、しゃべってましたけども」と、慎重になっていたと明かした。
さんまが、「とにかく俺は、これを聞くから」と宣言した通り、本番では「(この夏)歌番組なんで出えへんの?」と、痛いところを突いたさんま。しかし、中居もうまく言葉を選びながら、しっかり答えようと対応し、この場面は視聴者の間で大きな話題となった。
「番組を見ていた人は、一方的なさんまさんの質問にひやひやしたと思いますが、現場はだいぶ落ち着いていたようです。同じコーナーにはベッキー(32)も電話で生出演をしたんですが、こちらに関しても前段階で連絡があったのではないでしょうか。いずれにせよ、さんまさんの気遣いにはアッパレですよ」(テレビ局関係者)
SMAPの解散についても、ペラペラ話しているように思われがちだが、いち早く察していたにも関わらず、報道が出るまで何も言わず見守っていたりと、意外に義理堅い。このラジオを聞いたリスナーからも「ドキドキしたけどそんな裏話があったとは……さんまさんに感謝だわ」「さすがさんまさん!」「さんまさんしか出来ないしな、有り難い話だ」などといった声が上がっている。やはり「SMAP派」というだけあり、ファンからも信頼を得ているようだ。