「日焼けしやすくなる食べ物」があるって本当!?の画像
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 美白を気にして日焼け止めはもちろん、日傘もさすという人は多いでしょう。さらにビタミンCがたっぷり入ったスムージーで、身体の内側から対策をしているなんていう人もいるかもしれません。さすがにそれだけしていれば紫外線も怖くない! と思いきや、ちょっと待ってください。もしかしたらそれ、逆効果かもしれませんよ。

 日焼け止めや日傘は効果的ですが、体の内側からの紫外線対策には注意が必要です。実は、ある食材に含まれる物質の中には、紫外線に対して感受性を高めてしまうものがあるからなんです。

 その物質は「ソラレン」といいます。このソラレンは紫外線に過敏に反応し、メラニン細胞を刺激します。そして日焼けに拍車をかけるのだそうです。結果、シミやソバカスになるリスクが増えてしまうかも。

 ソラレンを多く含む果物は、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライムといった柑橘類と、キウイ、イチジクなどです。野菜はセロリ、ニンジン、キュウリ、パセリ、シソ、クミン、ディル、コリアンダーなどのハーブ類です。どれもスムージーの材料になりそうなものばかり。

 これらの食材を食べて2時間が作用のピーク、その後数時間程度で代謝されるそうです。肌に影響が出る量は、これらソラレンを多く含んだ食材でスムージーを作った場合、普通サイズのペットボトル1本分、約500ミリリットルだそうです。これらの食材ばかりを使ったスムージーを作らなければ、そこまで気にすることもないでしょう。日焼けという観点からは控えたいですが、柑橘類や野菜は積極的に摂りたいものです。特に美白を気にしている人は、夕飯や外出をしない日など、紫外線に当たらないタイミングで摂るほうがいいかもしれません。

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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