凄まじいスピードで激戦が繰り広げられる水上の格闘技。間近で見るとその迫力に圧倒され、舟券結果に一喜一憂！ そんなボートレースの魅力をもっと知るため、検証プロジェクト「ボートレースを科学する」動画が配信中だ。
スター選手たちも多数参加。まず、検証の舞台となったのは、大きな水面積を誇るボートレース浜名湖だ。Ｂ１〜Ａ１級まで６人のレーサーが、同じ条件下で走るタイムトライアルを実施した。
コース３周で競った結果、トップタイムは１分４５秒５の茅原悠紀選手（１４年ＳＧ賞金王決定戦優勝）。６位のタイムとは２秒３の差がついた。
この速さの違いを分析すると、ポイントは「ターン」にある。ボートの最高時速は約８０キロだが、ターン回転時のスピードがレーサーの手腕によって、如実に違ったのだ。その際、思い切った重心移動やレバー操作も重要になってくる。
続いて、検証の舞台となったのは、ナイター戦が開催されるボートレース蒲郡。ここでも、別の６選手がタイムトライアルを行った。トップタイムは１分４５秒１の岩瀬裕亮選手だったが、なんと３秒４もの差をつけた。
岩瀬選手と他の選手を比較した場合、ターンの旋回開始〜終了、さらにそこからの最高速度到達に大きな差が出ている。モンキーターンのテクニック、ハンドル操作の違いも浮き彫りになった。
この動画を見ると、改めて気付かされることも多い。念頭に置きつつ、ボートレース予想、観戦に臨めば、新たな発見があるだろう。
《ボートレース公式サイト》
http://www.boatrace.jp/
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