その背景には、別な“燃え尽き症候群”の要因もあった。本誌でも何度か報じたように、半同棲中だったロックバンド『RADWIMPS』のボーカル・野田洋次郎(31)と昨年末頃に破局していたのだ。芸能評論家の平林雄一氏が言う。「当時、あの二人は、放っておけば部屋から1週間も2週間も出てこないといわれたものですよ。軽いように見られがちですが、ああ見えて実はいつも本気。だから写真誌に撮られても反論することはないんです。今どき珍しいほどの惚れっぽい肉食系女優です」

 そんな彼女が大失恋したのだから、仕事がうまくいかないのも仕方ない。ツイッターには仕事の愚痴めいたものも増えていった。そして、この時期、こんな意味深なツイートも……。<(陶芸の写真をアップして)これを作ってる時間は忘れてた。没頭。気持ちいい時間 もっと没頭させてくれるものに出会えるかな 2015年に置いていくものと2016年に持っていくものを そろそろ仕分けしないと、な。>(2015年12月16日)<色々思う事はあるけれどどう感じるかなんてその一瞬で別人のようにもなったりもして そんな浮遊した気持ちがばらばら千切れて鱗になったりしたらどこに泳いで辿り着きたいのかなそれが何かは今はなんだかまだわかんないや 深い意味はありません>(同年12月19日)……いやいや、深い意味、ありすぎでしょ!?

 そんな彼女の心の支えとなっていたのは、お笑い芸人・ハリセンボンの近藤春菜だった。毎夜のように中目黒や三宿界隈で、酔っ払い談義を交わすことが、ヤル気喪失の彼女の、唯一のガス抜きだったようだ。ところが近藤は今春から朝ワイドのレギュラーに抜擢され、「遊んでくれる相手がいなくなった~」と本人の嘆き節も聞こえたほど。

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