元宝塚トップスターが13人も登場! 超豪華すぎる「夢の舞台」とはの画像
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 2016年の5月30日から、元宝塚トップスターがシャンソンの名曲を歌うコンサート「L’Age d’Or de la Chanson~シャンソンの黄金時代2016~」が7日間に渡って開催された。宝塚とシャンソンは切っても切れない関係で、『枯葉』『ラ・セーヌ』など、宝塚歌劇団で初めて歌われたシャンソンは多い。

 今回は、2014年に退団したばかりの元雪組トップスター壮一帆(そう・かずほ)や、元宙組トップスターでアイドル的人気を誇る大和悠河(やまと・ゆうが)、退団公演の千秋楽に1万人のファンが集まった“伝説の男役”真琴つばさをはじめ、元トップスター13人が出演し、大きな話題となった。

 宝塚を卒業後、多くのトップスターはそのまま芸の道を歩む。ファンにとって、舞台上で宝塚OGが共演するのは格別の感動があるが、ミュージカルや舞台などでは宝塚OGの共演を見るチャンスは実は多い。

 しかし、今回の「L’Age d’Or de la Chanson~シャンソンの黄金時代2016~」はちょっと特別な催しだ。元トップスターたちがシャンソンのみのコンサートを開くことはとても珍しく、また元トップ同士の“豪華共演”にも注目が集まった。

 現役時代にはありえなかった、姿月(しづき)あさとと貴城けいという“宙組初代&3代目”トップスターの共演や、高汐巴(たかしお・ともえ)&若葉ひろみの元「花組トップコンビ」の復活などが見られるとあって、ファンの関心がひときわ高かったのだ。

 宝塚の舞台でもなじみ深いシャンソンだが、男役として歌うシャンソンと、宝塚を卒業後、女優あるいは歌手として歌うシャンソンは、また違った魅力を放つ。物語性のあるシャンソンコンサートは、舞台経験の豊富な元トップスターたちだからこそ、その曲の魅力がドラマティックに表現される。

 今後も、さまざまな形で宝塚OGたちの共演ステージが見たいものだ。

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