お肌のたるみやシミ、「ターンオーバー」が原因かも?の画像
お肌のたるみやシミ、「ターンオーバー」が原因かも?の画像

 お風呂上りにふと鏡を見たら、スキンケアはしているのに「なんとなく最近、肌の張りがなくなってきた」なんてモヤモヤすることはありませんか。張りだけじゃなく、シミまで見つけてしまったら、ますます凹んでしまいますよね。その原因は、もしかしたら“ターンオーバー”がうまくいっていないからかもしれません。

 ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことです。肌の一番内側にある細胞が、新しく生まれた細胞によって押し上げられ、表面に達したときに自然にはがれ落ちる仕組みがターンオーバーです。体の部位や個人差がありますが、20代で28日周期、30~40代でおよそ40~55日周期で、肌は入れ替わっているのです。

 シミの一因である、活発なメラニン色素であっても、ターンオーバーが正常なら最終的には肌表面からはがれ落ちていきます。ターンオーバーがうまくいっていない、あるいは追いついていない場合に、シミになって残ってしまうのです。

 ターンオーバーを正常に保つためには生活習慣の見直しが必要です。規則正しい生活を送り、睡眠不足はNG。成長ホルモンは眠り始めてから3時間くらいで、集中的に分泌されます。その後も分泌されますので、5~6時間ほど質の良い睡眠がとれればいいそうです。寝る前に洗顔やクレンジングをしなかったり、寝る直前に食事や飲酒をしたり、ハードなトレーニングをしたりすると、消化や疲労回復などにエネルギーが分散されてしまうので、ターンオーバーの邪魔になるんだとか。

 もちろん、バランスの良い食事をとる、ストレスを溜めない、紫外線を大量に浴びないなど、基本的な心がけも大切です。まずは、生活習慣を改善して、健康な肌を手に入れましょう。「若返った?」なんて、いわれちゃうかもしれませんよ!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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