NEWS手越祐也「何年も歌をカゲ練!?」意外に“努力家”な素顔の画像
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 今年8月27~28日放送予定の『24時間テレビ39「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めるNEWSが、多忙を極めている。しばらくは日本テレビ系列のバラエティ番組や特番に、番組宣伝のために出続けることになりそうだ。そもそも、NEWSは日テレとの関わりが深い。現在、メンバー全員出演の『変ラボ』、小山慶一郎がニュースキャスターを務める『news every.』、手越祐也も『世界の果てまでイッテQ!』のレギュラー、加藤シゲアキはドラマ『時をかける少女』に出演中である。

 中でも『イッテQ!』で「ジャニーズなのにNGのない男」ぶりを見せる手越の個性が際立っている。奔放なキャラながら、時には身体を張り、芸人さながらの見せ場をつくり“エンターテイナー手越”の名をほしいままにしている。

 手越は、ジャニーズ事務所に入る以前も、運動神経が抜群で、サッカーに熱中していた。チームではサブメンバーに降格されたことは一度もなく、ずっとレギュラーだった。そのうえ勉強もトップクラス。応援団長や学級委員を務めるなど、常に目立つ存在だった。そして15歳で、ジャニーズオーディションに一発合格。翌年、NEWSとしてデビューした。入所わずか10カ月後のデビューだったため、バックダンサーなどの下積み経験をほぼせずに、歌手としてステージに立った。

 物心がついたころから挫折を知らないままアイドルになり、黄色い歓声を浴びる存在になった手越。しかし、そこで初めて“つまずき”を覚えた。これまでは人の上に立ち、仕切ってきた自分が、キャリア最短でグループ最年少のメンバーになったことや、さらに不慣れな環境や仕事でストレスがたまった。

 周りよりも自分のほうが歌がうまいと自意識過剰になっていた時期もある。そして、歌だけは負けられないと思い、中学から高校にかけて、学校帰りにボイストレーナーの先生と渋谷のカラオケボックスで待ち合わせをし、1回2時間の個人レッスンをおよそ2年受け続けた。

 NEWS結成後に行ったアメリカのラスベガスで、セリーヌ・ディオンの名曲『MY HEART WILL GO ON』に出会った。そのとき、さらなる向上心が芽生え、「自分はまだまだだ」「もっと歌がうまくなりたい!」と、個人ボイストレーニングを再開。そうして手に入れた歌唱力を武器に、2006年、メンバーの増田貴久と「テゴマス」でデビュー。4年後には、アリーナツアーを組めるまでに成長した。

 小山はこの話を聞くまで、手越が陰でこうした努力をしてきたことを知らなかったという。そういう部分をまったく出さず、さらりと万能ぶりを見せつける格好よさこそ、手越の魅力かもしれない。

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