ねづっちも波田陽区も撃沈!?「YouTuberで再ブレイク」は甘くない?の画像
ねづっちも波田陽区も撃沈!?「YouTuberで再ブレイク」は甘くない?の画像

 白塗りメイクで地球儀片手にギャグを披露するピン芸人のゴー☆ジャス(37)。一時期に比べるとテレビで見かける機会は少なくなったが、ネット界隈では再ブームを果たしている。

 格好は相変わらずのあの海賊姿だが、やっていることは「ゲーム実況」というまったく違うジャンル。しかし、いつもの姿で黙々とゲームをやっているところや、ゲストとのテンポのあるトークがバカ受けしたようで、YouTubeに上げられた動画はどれも再生回数がゆうに1万回を超えており、50万回以上の再生回数を記録することも珍しくない。そんなゴー☆ジャスにあやかって、YouTubeで再ブレイクを果たそうとする芸人たちが増えているのだが、世間はそんなに甘くはないようだ。

「残念!」のフレーズでおなじみのギター侍こと波田陽区(41)は、「こんなところにフェニックス」という動画をシリーズ化し、一発逆転を狙おうとした。しかし動画の内容は、ただ街のどこかに金色の服を着た波田が登場し、腕を広げて「フェニックス!」と叫ぶだけ。ときには体を張った芸もしているが、シュールすぎる映像にブーイングの嵐。高評価よりも低評価が上回るという、「残念!」な結果が続いた。昨年9月に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、「下層YouTuber地獄説」として波田の動画が大トリで紹介。動画を見た松本人志(52)は「不死鳥が死んでるとこ初めて見ました」とコメントしていた。

 また、哀愁漂うピン芸人のヒロシ(44)も、YouTubeで「ヒロシちゃんねる」を開設。自身も大好きだというキャンプを題材に、芸人仲間たちと実際にキャンプをしている姿を収めた動画や、キャンプ道具の紹介動画などを上げていた。しかし、最初こそ6万回の再生回数を記録するなど好調だったものの、ただオジサンたちが戯れている姿が映し出されるだけだからか、その数はどんどん減り、今ではせいぜい数千回しか見られていないようだ。

 そして「整いました!」と、謎かけを披露し一躍ブームを起こした、ねづっち(41)も、あのドヤ顔スマイルはどこへやら、YouTuberになりきれず困り顔になっている。動画は時事ネタを盛り込んだ謎かけや、漫談、落語、ロケなど、いろいろと盛り込んで公開。相変わらずの頭の回転の速さや、知識量の豊富さには恐れ入るが、わずか数百回という再生数がその人気を正直に物語っている。

 かつてブームを作った芸人ですら、人気YouTuberになるのは難しいようだ。

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