窪田正孝にV6森田剛、実は芸能人も“人見知り”で悩んでいた!?の画像
窪田正孝にV6森田剛、実は芸能人も“人見知り”で悩んでいた!?の画像

 俳優の窪田正孝(28)が、主演した映画『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』で、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(29)とキスシーンを演じて話題になった。本作は“男と女と男”の常識をくつがえす三角関係が描かれていて、窪田はまっすぐな愛情に満ちた役柄を演じているのだが、プライベートではまっすぐどころか相手と目を合わせることもできないぐらいシャイな性格で知られている。今年1月に放送された推理ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(日本テレビ系)の番組宣伝のため、バラエティー番組で街ロケに繰り出したときは、同行していた俳優の斎藤工(34)の影に隠れてばかりで、かなり挙動不審だった。進行役のタレントに「一般女性になにか質問して」と言われても「えっ、質問!? 質問……」と動揺して、30秒近くも沈黙状態が続いてしまった。窪田は俳優としてブレイクする前にガソリンスタンドでバイトしていたのだが、人と関わりたくなくて選んだ仕事だったそうだ。車を洗ったり、ガソリンを入れることに没頭し、極力、客と目を合わせないよう、常にキャップを目深にかぶっていたらしい。

 芸能人には意外にも窪田のような人見知りがいて、V6の森田剛(37)はバラエティ番組で“正統派の人見知り”だとイジられてしまうほど。5月16日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演したときも、「コンサートで(ファンの)近くには行きたいと思うんですけど、手は振れない」と明かし、「ファンから手を振られたときはどうするの」という質問には「ジロリですね(リアクションできずジッと見つめてしまうだけ)」と答えていた。アイドルらしく振る舞える他のジャニーズタレントたちについて聞かれると「羨ましいです」と答え、スタジオの観客に向かってアイドルらしい振る舞いを練習してみたところ、森田は「頭、痛くなっちゃった」と困り顔をしていた。

 また、V6のメンバーとはつき合いがなく連絡先も知らないそうで、長野博(43)と岡田准一(35)以外は嫌いだと語って、共演者を驚かせていた。特に井ノ原快彦(40)とは波長が合わず、「6人で打ち合わせしても、井ノ原くんだけには伝わらない。感覚が違うのかな……」と深刻な顔で悩んでいた。しかし後日、井ノ原が司会を務める情報番組『あさイチ』(NHK)に出演したとき、井ノ原を「嫌い」と発言した件について、番組に質問FAXが殺到。森田は「僕だって、嫌いだったら(番組に)来ませんよ」とフォローし、「好き嫌いじゃないから、尊敬する人って感じ」と説明していた。

 女優の宮崎あおい(30)も激しい人見知りだ。映画『世界から猫が消えたなら』の撮影で、約2か月もの撮影期間を一緒に過ごした俳優の佐藤健(27)は「海外ロケ中は若干テンションが上がってて仲良かったのに、帰国してからはまた目を見て話してくれない」「どんだけ心が届いているのか、わからない」と悩んでいたことを明かした。宮崎は「緊張するんです。少しでも期間が空くと、すぐに人見知りが発生してしまうんです」「家族にも人見知りするくらい。だから、敬語をやめることが最初のステップです」とフォローしていたが、結局、二人の間の壁は崩すことができなかったようだ。

 また、「しょこたん」こと中川翔子(31)も極度の人見知りで、大事な場面でコミュニケーション障害を発症させてしまうらしい。5月13日に行われたミュージカル『ブラック メリーポピンズ』のキャスト取材会に出席したとき、共演者たちと交流を持とうとしたのだが、緊張のため代名詞の“しょこたん語”も出てこなかったと告白。かつて彼女は、2011年放送の心と身体を健康にしていく情報バラエティー番組『名作ホスピタル』(NHK教育)にMCとして出演していたときも、一人で悶々と考えてしまう「人見知り、対人恐怖、異性とのコンプレックス、早口、猫背」などの心の闇を明かしていた。

 キラキラと輝いて見える芸能界でも、人見知りという悩みを抱えている人がいる。それを「暗さ」ととらえず、個性として人前で明かせるというのは、さすがプロということだろうか。

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