――そうでした。安田さんはお料理も得意なんですね。

安田:好きなんですよね、料理。この4月に、初めて味噌も仕込んじゃいました。

――本格派ですね。

安田:カメラも料理もハマるとこだわってしまうんですよね。料理に関しては最近、健康志向が強くなってきたこともあって、お味噌も自分で作りたいなぁと。10月頃には出来上がるので、その時は皆さんに“手前味噌ですが”と言って配るのが夢です。

――文字通りですね(笑)。家事を楽しんでいるようで何よりです。そういえば前回のインタビューの時、安田さんはかなりのヤキモチ焼きで、旦那さんを困らせていましたよね。

安田:あ~(笑)。最近はだいぶ減ったかな、ヤキモチ。最近は旦那さんがスマホを手にメールを打っていると“誰とメールしてんの? 女の子?”とか聞いちゃうし、旦那さんが飲みに出かけたら頃合いを見計らって“女子いる?”とメールする程度になりました。

――大人気のタレントさんにこう言っちゃなんですが……面倒臭いですね。

安田:アハハ。でも、ヤキモチを焼くのは好きな証拠やもん。

――この場面ではんなり京都弁を使うとは、さすが。

安田:ウフフ。

――ところで、人妻の安田さんに聞きたいのですが。人妻にとって、夏の楽しみは何ですか?

安田:ええ!? なんだろう……あ、今年の夏は旦那さんの地元・新潟に帰って、花火を見る予定なんです。

――新潟の花火大会といえば「長岡まつり大花火大会」が有名ですよね。

安田:そうです。ほんま、すごいんです。東京の花火とは違って、まさに夜空いっぱいに打ちあがるんです。

――それを旦那さんと2人で見るとはロマンチック。

安田:いや……それが新婚当初、この花火大会で大喧嘩したことがあるんです。

――どうして?

安田:花火の後、旦那が地元の友達を呼んだんです!

――あ~、例のヤキモチね。

安田:はい(笑)。ほんまは2人きりになりたかったのに……大泣きしちゃった。

――おっと、今の発言も聞き捨てなりませんね。

安田:またですか?

――週刊大衆によれば、女性は花火のドーンドーンという音を聞くと、興奮するという記事があるんです。

安田:……。

――すみません。さすがに今の話はNGですよね?

安田:アハハ。まあ、私も34歳なので……そういう気分は分からないけど、好きな人と花火の音を聞くと“今夜は仲良くしたいなぁ”とは思うかも。

――34歳になった安田さんの大人な対応に感謝です。

安田:ちなみに私、今年で芸能生活15周年になるんですよ。19歳の時、デビューをしたんで。

――早いもんですね。

安田:ほんまにあっという間。気持ちは少年っぽいままです(笑)。

――少年ですか!?

安田:はい。ただ、最近は赤いリップに挑戦しています。アラフォーに向けて、大人の女になれるように。

――ますますセクシーになる安田さんが楽しみです。では、最後に今後の目標を教えてください。

安田:目標かぁ。またカメラの話になるんですけど、私の地元、京都には様々な職人さんがいらっしゃいます。そういう職人さんたちの働く姿を撮らせてもらいたいんです。なかなか職人さんの世界に入り込むのは難しいと思うけど、一番やってみたいですね。

――おおっ。安田さんが撮る京都の職人たち。とても楽しみにしております。

タレント活動をしつつ、料理にファッション、そしてカメラと多彩な趣味を持つ安田さん。しかもそれらの趣味をなまはんかにせず、本気で取り組んでいるところがスゴイのひと言。「少年っぽい=いつまでも好奇心旺盛」な安田さんの活動に今後も期待したいです。

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