志村「いや、それがさ。あいつは“青汁が体に良い”と聞いたら、ひたすらソレばかり飲むんだ。でも、なんでも限度ってあるだろ」

ゆま「青汁は1杯で野菜1日分とか言われますよね」

志村「そう。でも、あいつは極端だから何十杯も飲んで、医者から“これ以上、青汁を飲み続けたら死にますよ”とドクターストップをかけられたらしい(笑)」

夏希「アハハ! 健康にいいはずの青汁で命の危険にさらされるなんて……」

ゆま「さすがジモンさん」

志村「面白いよな(笑)」

ゆま「面白いといえば、志村さんはこの前、勝手に私たち女子の楽屋に入っていましたよね!」

志村「ああ」

夏希「ビックリでしたよ、あれ。お稽古を終えて、楽屋に戻ったら、志村さんが普通に私たちの楽屋で寝っ転がっているんだもん」

ゆま「あのときは“ヤバい、私が楽屋を間違えた!?”と一瞬、焦りました」

志村「ヒヒヒッ」

ゆま「ただのイタズラなんですね!」

志村「あんなのは全然マシなほうだよ。昔はドリフの仲間にイタズラを仕掛けるのは当たり前。特に加藤(茶)さんはリアクションが良くてね。ロケか何かで地方に行ったとき、どう見ても幽霊の出そうな古いホテルに泊まったんだよ」

ゆま「え、怖い……」

志村「で、俺は加藤さんと同じ部屋だったの。加藤さんはシャワーを浴びるというから、俺は先に寝るといって、部屋の電気を全部消してね。で、その部屋のバスルームは部屋と段差があったんで、俺はその段差に仰向けに寝て待機したんだ(笑)」

夏希「ということは、シャワー室から出た瞬間、足元に志村さんの顔が……!?」

ゆま「ホラーだ……」

志村「クククッ。案の定、加藤さんはのんきにバスルームから出てきて、次の瞬間、“うぎゃあー、出たー!”って(笑)」

ゆま「それは、そんなリアクションになりますよ!

志村「そうなんだよ。ドリフの中でも加藤さんは一番リアクションが良かったの。また、あるときは加藤さんがトイレに行ったから、すぐさま、後をつけて……」

ゆま「小学生みたい(笑)」

志村「どうやら“大”のほうをしているみたいだから、俺は近くにあった水の入ったバケツをトイレの上から浴びせてやったんだ(笑)」

夏希「ひど~い!」

志村「そしたら、“誰だッ!?”って、加藤さんの声じゃないんだよ(笑)」

ゆま&夏希「ええ!? その後はどうしたんですか?」

志村「すぐに逃げたよ」

ゆま「もう(笑)。どうしてそんなイタズラを仕掛けるんですか?」

志村「昔から人を驚かせるのが好きなんだよ」

ゆま「確かに志村さんの舞台にもイタズラ好きな面は出ている気がします。いつもアドリブを交えて、演者はもちろん、お客さんもアッと驚かせてますもんね」

志村「まあ、そういうところはあるのかもなぁ」

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