8月19日放送の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に、料理家の水島弘史氏(49)が出演。これまで野菜炒めは強火が良いとされてきたが、弱火で作るおいしい作り方を伝授した。
番組中盤、『気になる男』として、水島がスタジオに登場した。実際に、強火で作った野菜炒めと、弱火で作った野菜炒めを街の人に食べてもらうと「こっち(弱火)がシャキシャキしている」「弱火のほうが野菜が新鮮な感じがしておいしいです」「全然、水分が出てないのでシャキっとできてる」などと大絶賛だった。
水島は「弱火でおいしくなるというのはですね。これは科学的に正しいということだからなんです」と説明。水島の料理本は異例の20万部を突破し、現在開いている料理教室ではひと月先の予約が2分で埋まってしまうという。
さっそく野菜炒めの作り方を伝授してもらうことになった。まずは森三中の村上知子(36)にいつも作っているように野菜炒めを作ってもらうと、水島は「切り方」「油の入れ方」「点火タイミング」「火加減」「塩加減」の5つのポイントが違うという。
包丁の正しい構え方は腕と包丁が真っ直ぐになることで、できるだけ先のほうで上下に動かしながら切ったほうが断面から水分が出にくくなり、みずみずしさや、うま味が損なわれないそうだ。野菜が切れたら、硬い野菜は湯通ししておき、フライパンに火をつける前に野菜をのせて、上から油をかける。さらに塩加減は材料の重さの0.8%がベストだという。これは人間の体内の塩分濃度が0.8%のため、同じ濃度で味つけすれば脳が本能的においしく感じるからだそうだ。そのあと弱火で8分から10分ほど炒め、水島流の野菜炒めが完成した。
VTRの後、水島がスタジオに登場して、実際に調理。番組MCの中居正広(44)は「違う人が作ったやつが出てくるのがイヤなんですけど」と、料理の差し替えがないかと気にしていたが、食べて「おいしい!」と感動していた。
「水島さんの料理法は、まさに革命的。今までの料理の常識をくつがえして、話題を呼んでいます。現役のシェフで、水島さんの理論を学んでいる人もいるようです。ぜひ、ご家庭の主婦にも試してもらいたいですね」(グルメライター)――そんなにおいしくなるのか、試してみたい!?