「痩せても肌がたるまない」ダイエットのススメ!の画像
「痩せても肌がたるまない」ダイエットのススメ!の画像

「ダイエットをしたけど、痩せたら皮のたるみが気になる」「痩せたら肌に張りがなくなった」という話をよく聞きます。今回はダイエット後のたるみを、少しでも抑えるためのコツを紹介します。

 痩せるとなぜ皮膚がたるむのでしょうか。通常、皮膚の下には脂肪があり、その下に筋肉があります。脂肪と筋肉はお互いに圧力をかけているため、皮膚にはある程度の張りがあります。ここで体重が著しく増えると、脂肪が増えて皮膚が伸びます。その後にやせると、脂肪は減りますが、皮膚は伸びたままです。その結果、支える中身がなくなり、皮膚がたれるのです。

 それでは、どうすればたるまないのか。それは脂肪を減らす分、同時に筋肉を少しでも増やし、皮膚を支えればいいのです。

 急激なダイエットや極端なカロリー制限は、筋肉も減らしてしまう恐れがあります。皮膚をたるませないためには、長期での計画的なダイエットが必要です。皮膚の張りを保ったまま、ダイエットをするならば、摂取カロリーを基礎代謝カロリーの15%程度減らすとよいそうです。ちなみに、基礎代謝量の算出方法は30~40代女性で、自身の体重×21.7です。そこから15%程度のカロリーを、普段食べている総カロリーからカットするということです。

 カロリー制限中の食事は、バランスよく、たんぱく質を多めにとりましょう。そして、脂肪を落とすと同時に筋トレをします。特に激しい運動をする必要はありません。もともとの筋肉を維持しつつ、脂肪が減った分を筋肉で補うというイメージで、ゆっくりトレーニングしましょう。ウォーキングや水泳など、有酸素運動をするといいかもしれません。筋トレをして汗をかいたらお風呂に入り、その後セルフマッサージをして、肌の保湿もお忘れなく。これを長期的に行うことで、たるみは最小限に抑えられます。

 劇的に痩せるわけではないので、根気が必要ですが、気を長くもって楽しみながら続けましょう。そうすればきっと、キレイなボディが手に入るはずです!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

本日の新着記事を読む