嵐・二宮和也「生放送直前に指をケガ」した理由の画像
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 11月11日、北海道札幌ドームから嵐史上初の5大ドームツアーがスタートする。それにともない、嵐の今年下半期はアーティスト活動が忙しくなりそうだ。並行して、二宮和也は、来秋公開予定の主演映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』の撮影に臨んでいる。同作は、人気料理バラエティ番組『料理の鉄人』を手がけた演出家、田中経一氏の小説が原作だ。

 二宮は、昨年公開の映画『母と暮せば』で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』では、そんな二宮と、2008年公開映画『おくりびと』で邦画史上初の米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督が初タッグを組む。さらにAKB48の生みの親で、作詞家の秋元康氏が本作品の企画、脚本は13年公開の映画『永遠の0』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した林民夫氏が担当する。

 本作は、2000年代と1930年代を行き来する料理ミステリーで、二宮は02年に生きる天才料理人を演じる。映画に備え、二宮は初夏あたりからおよそ2カ月、東京都渋谷にある服部栄養専門学校に通い、料理のイロハを学んだという。

 これまで二宮は、03年『熱烈的中華飯店』(フジテレビ系)、07年『拝啓、父上様』(同)、08年『流星の絆』(TBS系)など、ドラマで料理に関わる役を演じてきた。しかし、今回はこれまで以上に料理のシーンが重要となってくるため、料理の技術を磨いているようだ。これまで、休日は家でゲームをしており、自炊はしないとメディアに語ってきた二宮。今度ばかりは、慣れない包丁を握り、猛特訓に励んでいるのかもしれない。

 7月2日に放送された日本テレビ系列の夏の超大型音楽特番『THE MUSIC DAY 夏の始まり2016』では、メンバーの櫻井翔が司会を務めたが、実はこの日も二宮は、嵐の出番ギリギリまで料理スクールで練習していたという。それで手を切るケガをしたようで、生放送に絆創膏を貼って出演していた。二宮が左利きなのは、ファンの間では有名だが、右利き用のキッチングッズを使うのに、悪戦苦闘しているようだ。

 今回の映画で二宮が演じるのは、愛を知らずに育ち、高額な報酬のため、依頼人の人生最期に食べたい料理を再現する「最期の料理人」佐々木充という役だ。これまで出演してきた作品で天才的演技を見せてきた二宮。今回は料理男子としての腕前にも注目したいところだ。

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