ＳＭＡＰ中居正広は、地元の話や学生時代の話など、よく自分の過去について赤裸々に語る。そうしたところも彼の魅力の一つだ。中居の過去ネタには、思わず本当のことなのかと疑ってしまうくらい驚くようなエピソードも多い。その中の一つが、高校受験についての話だ。
もともとはまじめな学生だった中居だが、中学生時代ヤンキーになり、成績は常に下位だった。しかし、希望校には一発合格している。当時の自身の偏差値に合わせた高校ではあったものの、入学時に「（うちの中学に）中居ってやつがいるんだけども、（そちらに）入れさせてくれ」と学校間での話があったという。高校からは「九九だけはやっといてくれと。完璧にしておいてくれ」と念を押されていたらしい。
そして迎えた、受験の日。出題された問題に、「重い」の反対語を答えよというものがあった。中居は「軽い」と書き正解だったが、一緒に受験した同級生たちの中には、「おもい」を反対から読んだ「いもお」という答えや、「重くない」と書いた者もいたそうだ。
だが、なんと中居を含む全員が合格したというからすごい。中居は「俺はたぶん実力で入ったと思うけどね」と語っている。学力はともかく、中居がここまで人気者になったのは、間違いなく彼自身の実力があったからこそである。
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