9月19日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、歌手で俳優の武田鉄矢(67)が出演。9月15日に民進党代表に選出された蓮舫参議院議員(48)に対して、辛口の発言をする場面があった。
番組後半、台湾と日本の「二重国籍」であったことが発覚したにもかかわらず、民進党の代表戦で圧勝した蓮舫氏の話題が取り上げられた。他の出演者から蓮舫氏について「脇が甘い」などと指摘が出るなか、ダウンタウンの松本人志(53)は「ツッコミの人やからね」と、ボケの人間は自分に都合が悪い場面でも明るく対応できるが、性格的にツッコミの人間は責められると弱いと表現した。
松本の発言に対し、フジテレビの秋元優里アナ(32)が、「今からキャラ変えられないですよね」と反応すると、武田は「この方を見てるとね、俺、何を思うのかというと、“残念な女優さん”を思うのよ。主役をとれない人ね。ドラマで主役をとれない女優さんの芝居の典型なんですよ」と評した。
続けて武田は「それは何かっていうと、出てきただけで全部表情がセリフになってるんですよ」とし、登場したときの表情でどのようなセリフを言うか分かってしまう女優は主役になれないと、“下手な女優の演技”をまねしてみせながら持論を披露した。
さらに武田は、「この方が本当に残念なのは、あの後もずっとおっしゃってましたよね? “自分たちの党を支援してくれたらこんなに明るい……”でも、表情が暗いんですよ。そして自分の潔癖を訴えるときも表情が暗いんですよ」と、今度は“暗い顔で会見をする蓮舫氏”のモノマネをやってみせ、スタジオに笑いを起こした。最後に武田は、「ウソでもいいから明るい顔で、明るい未来を語れる人のみが、政治を動かせるんです」と語り、共演者たちを納得させていた。