Kis‐My‐Ft2宮田俊哉に嵐の大野智、“マザコン”ジャニーズが増えている!?の画像
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 かつて“マザコン”といえば、大ヒットしたドラマ『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)の主人公、冬彦さんのイメージが強く、気持ち悪いとされる男性の代表格だった。ところが、近頃はそんなイメージも徐々に変わりつつある様子。というのも、女性ファンからのイメージをもっとも大事にしているはずのジャニーズ事務所のアイドルに、マザコンであることを堂々と公言するケースが増えているのだ。

 その一人がKis-My-Ft2の宮田俊哉(28)だ。8月22日放送の『Momm!!』(TBS系)に出演した宮田は、「僕、お母さんが“大丈夫。トシくんはやればできる子だから、トシくんは今はやらないだけだけど、トシくんはやればできる子だから!”って言われて今まで生きてきた」と発言。さらに「お母さんは気づいているんですよ、僕はやればできる子だって。(お母さんが言ってるから)間違いないです」と、母親を全面的に信頼していることをアピールした上、司会を務めるSMAPの中居正広(44)に「特殊だもん、ここはお母さんと。キスしようと思えばできるもんね?」と聞かれて、「まぁできますね。本気出せばできますね」と答えて、周囲をドン引きさせていた。しかし本人は周囲の反応など、どこ吹く風。そのあまりにも堂々とした姿は、ある意味潔かった。

 一方、2012年にドラマ『理想の息子』(日本テレビ系)でマザコン高校生を演じたHey!Say!JUMPの山田涼介(23)は、その制作発表会見で「母とは2人でよく買い物に行ったりしますね。年末のカウントダウンコンサートの後も“あけおめメール”をしましたし、誕生日にも手紙を書きました。誰よりも尊敬している人です」と、プライベートでも自身が演じた高校生と同じマザコン息子であることを宣言。実際、2015年には週刊誌に六本木で本物の母親とまるで恋人同士のように仲むつまじく買い物する姿を撮られており、それがリップサービスではないことを証明してみせた。なんでも彼は普段から母親にセリフの練習相手になってもらうことも多いそうで、相当、仲のいい母子であるのは間違いない。

 そして今年4月4日放送の『しゃべくり007春の2時間SP』(日本テレビ系)で意外なマザコンぶりを披露したのは、嵐の大野智(35)だった。司会の上田晋也(46)から「“(メンバー間で)オススメの洋服屋さんとかない?”とか話すの?」と聞かれた大野は、「僕、買い物しないんですよ」と返答。続けて、洋服はすべて母親が買ってきたものを着ていることを明かした。大野は驚く周囲に構うことなく、さらに「僕の好みを知っているんで」「ウチの親、けっこうセンスいいんですよ」とも述べていた。しかしそうしたマザコンと思われがちなエピソードも、多くの視聴者にとってはむしろ「かわいい」と好評だった模様だ。

 いい年齢の成人男性が母親と仲がいいと聞くと、つい冬彦さんのようなケースを想像しがちだが、本来、親と子供の仲がいいのは美談として語られるべきこと。堂々と“母親への愛”を口にする彼らの姿を見ると、それを恥ずかしいと思ってしまうことこそが間違っているようにも思えてくる。

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