9月22日放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に、イジリー岡田(52)が出演。「高速ベロ」など、下ネタ芸人の印象が強いが、本当は下ネタが嫌いだった、と告白する場面があった。
番組中盤、「本当は下ネタが大嫌いなイジリー」という紹介で登場したイジリーに対し、ナインティナインの矢部浩之(44)が「いやイジリーさん、信じられないです。これは」と発言し、マツコ・デラックス(43)も「本当ですか?」と疑り深い目でイジリーに質問を投げかけると、イジリーは「下ネタですか?」「大嫌いです」ときっぱりと言い切った。
イジリーは元々下ネタとは無縁のまじめな少年で、萩本欽一(75)に憧れてお笑いの道を目指したという。さらにイジリーは「当時たまに『オールナイトフジ』とかを見てたんですね、フジテレビさんの。そうすると、コーナーの最初に片岡鶴太郎(61)師匠が、カメラの下からひょこっと出てきて下ネタをひと言言うんですよ」「そういうのが本当師匠(片岡に)申し訳ないですけど、“最悪だこの人”と思ってたんですよ」と当時は本当に下ネタが嫌いだったということを明かした。
しかし、イジリーは伝説の深夜番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)の出演が決まって下ネタをせざるをえなくなり、しかも当時コンビを解散してすぐの仕事で、断ったらこの世界にいられなくなると思い、葛藤しながらも続けたと語った。
矢部が「テレビのほう、どうですか?」と、どんな番組に出たいかイジリーに質問すると、イジリーは「僕、素人さんと絡むの大好きで、“客いじりが上手ですね”ってことでつけられたのがイジリー岡田なんです」と自身の芸名の由来を明かすと、マツコが「あっちのいじりじゃないんだ」と驚きの表情を浮かべていた。
「イジリー岡田の人柄の良さは共演者からも評判で『NOGIBINGO!』(日本テレビ系)で共演する乃木坂46のメンバーからも信頼されています。アイドルの楽屋レポートなど、下品な芸風のイメージが強いですが、女性タレントへのフォローを欠かさないからこそ、現在まであの芸風を続けられているのでしょう」(テレビ局関係者)――私生活では今年7月、14歳下のネイリストの女性と結婚。末永くお幸せに!