嵐・二宮和也と相葉雅紀が「料理のエリート」である理由の画像
嵐・二宮和也と相葉雅紀が「料理のエリート」である理由の画像

 来年秋に嵐の二宮和也主演映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』が公開される。二宮の役柄は、食べたものの味を完全に再現できる“絶対味覚”の持ち主。この役を演じるにあたって、服部幸應さんが理事長を務める服部栄養専門学校におよそ2カ月間通って、猛特訓を積んだ。今では、オムライスもプロ並みに作れるようになったという。現在、都内の割烹料理店や中華料理店で、撮影が行われているようだ。服部栄養専門学校がフードコーディネーターも務めているとあって、料理のシーンは本格的だ。

 もともと器用な二宮は、料理もあっという間に覚えたそうだ。実は、二宮の父は調理師免許を持っており、しかも服部栄養専門学校の講師だった。ほかの専門学校や料亭に勤めた経験もあり、和食のスペシャリストとして鳴らしたという。父親は、仕事柄出張や単身赴任が多かったため、幼少期の会話は少なかったようだ。ある年のお正月、久しぶりに実家に帰ると、家にいたのは父だけだった。二人で箱根駅伝を見ながら、二宮は「早く母ちゃん帰ってこないかなぁ」と思っていたという。

 そして、驚くことにその母もかつては、服部栄養専門学校の講師だった。二宮の料理の腕前がグングン上がったのは、両親から引き継いだ才能のなせる業だったのかもしれない。両親ともに料理の先生となると、二宮家の家庭の味のレベルは、相当高かったのではないだろうか。

 嵐ではもう一人、料理に縁が深いメンバーがいる。ファンの間ではよく知られているが、相葉雅紀の実家は、千葉県幕張にある中華料理店だ。1986年に開業して、すでにリフォーム済みで新築同様のキレイな店になっているそうだ。相葉の絵も飾られている店は、アラシック(嵐のファンの呼び名)の聖地になっており、以前アルバイトを募集した際は、1000人以上の応募が殺到したというからすごい。

 ちなみに、相葉の父は開業以来、定休日以外に店を休んだことがないという。骨折しても、何があっても、営業日には痛みを隠して、シャッターを必ず開けていた。この話を母から聞いたときは、「父は相葉家のヒーロー」だと思ったそうだ。

 二宮だけでなく、相葉もここ数年『相葉マナブ』(テレビ朝日系)などで、料理に取り組む姿を見せている。嵐の2大料理男子が、今後バラエティ番組などでそろって腕前を披露する日も、そう遠くないかもしれない。

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