――まさに加茂になりきっていたんですね~。ちなみに、加茂みたいに、表の顔はエリート会社員なのに、陰では浮気したり夜のお店にハマったりして、闇金で借金をするような男性って、どう思います?

筧:ウラでコソコソしたり、お金にだらしなかったりする人はちょっと……ね。もし自分に貢がれたとしても、あんなふうにエスカレートしていったら、ちょっと怖いですよね。

――確かにそうですね。やっぱり誠実な人が好み?

筧:そうですね。嘘をつかない人が好きです。以前からインタビューとかで好みのタイプを聞かれると、そう答えてきました。でも最近は、ちょっと変わってきたかも……。

――変わったというと?

筧:もちろん、変な隠し事とかはしないでほしいですけど、相手を傷つけないための嘘って、あるじゃないですか。そういうのだったら許せるかなって。自分で言うのもナンですが、ちょっと大人になりました(笑)。

――では、今はどんな男性がタイプですか?

筧:なんでも受け入れてくれる大らかな人!

――具体的には、どんな感じですかね?

筧:実は私、普段はすっごくツッコミどころが満載なんです(笑)。たとえば、料理のときに砂糖とバナナ味のプロテインを間違えて入れちゃったり……とか(笑)。

――ハハハハハ(苦笑)。かわいい話ですね。

筧:そう言っていただけると助かりますけど、ここでは言えないような、かわいくないレベルの話とかも、けっこうあって、そういうのを引かないで受け止めてくれるたり、ツッコミを入れてくれる人がいいです。

――どんなレベルか気になりますが、確かに寛容な人がよさそうですね(笑)。

筧:それと、ずっと一緒にいたら、女っぽくない部分も見えてくると思うんですね。つきあい始めの頃って、誰でもちょっといい子ぶったりするじゃないですか。でも、そのうち本性が現れる……というか素の状態になっちゃう。そうなっても、ちゃんと受け止めてくれる……というか、最初から飾らない自然体の私を受け入れてくれる人がいいですね。

――筧さんを見て、女っぽくないところって想像できませんけど……。

筧:たぶん、デートの時って、彼だったらこういう服が好きかな、とか考えてそれを着て行くと思うんです。でもTシャツとジーパンで行きたい……というというのがホンネというか、それが普段の私だったりするんですよ。

――なるほど。では、そのような理想の男性が現れたら、結婚したいって願望とか、ありますか?

筧:はい。なんだか、ここ1~2年で結婚願望が強くなってきたんですよ。結婚して、お母さんになって、それでまた、今の仕事に復帰するのが理想ですね。やっぱり普通の母親としての幸せを知りたいし、その一方で、今のお仕事も好きですから。

――それはまた、ずいぶん先のことまで考えていらっしゃいますね~。

筧:母親役を演じることにすごく憧れがあるんですよ。でも実際問題、今の年齢じゃちょっと難しいじゃないですか。だから、母親にふさわしい年齢になった時期に、本当にお母さんになっていたほうが、すごくリアルな演技ができると思うんです。実際に子どもも欲しいですし、そういう経験を生かす仕事に臨めたら最高ですよね。

――何歳ぐらいに結婚したいとか、ありますか?

筧:今はまだまだ未熟だから想像できないですけど、う~ん、30歳前後になったら、良い人がいれば、いつでも。フフフ。

 そして、いずれ結婚したら、海の見える家に住んで、毎朝、海の向こうにある朝日を浴びるのが、将来の夢だと語ってくれた筧さん。本コーナーには約1年ぶりの登場でしたが、さらに一歩、大人の女に近づいた感じがして、ますます魅力的な女性になられていました。今後、どんなふうに成長していくか、目が離せません!

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