オトナ女子の大敵「大人ニキビ」を作らないための方法の画像
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「ニキビができるなんて、私もまだまだ若いのね!」と放っておくと、痕が残ることもあるやっかいな大人ニキビ。それは思春期にできるニキビとは原因も質も違うのです。

 思春期になると増えるニキビは、成長ホルモンや男性ホルモンにより皮脂分泌が増えるため、できやすくなるそうです。女性にも男性ホルモンは分泌されており、大人になってからはストレスが引き金となって分泌が高まり、皮脂が過剰になります。また、肌の乾燥やターンオーバーが正常でなく、古い角質が毛穴に詰まることも、ニキビの原因になります。

 ニキビの初期症状は、毛穴周辺の炎症。それを放っておくと、炎症が真皮や皮下組織など肌の奥深くに届き、赤くなったり痛みを伴うニキビになります。治ってもその後、色素沈着したり、ダメージの度合いによってはクレーター状の痕になってしまう可能性もあるので、とても厄介です。

 ダメージが強い場合には皮膚科やクリニックに行くのが懸命ですが、その前にできる対策をしましょう。肌が乾燥しているのもニキビの原因になります。その場合は、まず乾燥肌を改善することが大切です。エアコンはほどほどにして、汗をかく習慣をつけ、代謝を正常に戻すようにします。入浴や、サウナ、運動などを行うのもいいでしょう。汗をかいた後は、洗顔と保湿を行いましょう。乾燥肌の場合、洗顔にはぬるま湯のみか保湿成分が含まれた洗顔料を使用しましょう。刺激を与えず、優しく洗うことが重要です。洗顔後はしっかりと保湿します。

 肌のターンオーバーを正常にしてくれるビタミンCも有効です。化粧品の中でも、ビタミンCの配合された浸透性の高いものを使用したり、食べ物から摂取することを心がけましょう。他にも、食事ではビタミン類を含むものを積極的にとり、油は質の良いものを使用するのも大切。たんぱく質と食物繊維が豊富な大豆などもオススメです。

 なによりも大人ニキビの大敵はストレス。まったくためないのは無理かもしれませんが、たまってしまったときは、運動や女子会、エステやマッサージなどで上手に発散して、心も体もすっきりきれいになりましょう!

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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