SMAP中居正広は解散後も高値安定? 人気芸能人の「最新ギャラ事情」の画像
SMAP中居正広は解散後も高値安定? 人気芸能人の「最新ギャラ事情」の画像

 視聴率低迷に予算削減。テレビ界の荒波をものともせず大金を稼ぎ出すスターたち。その額はハウマッチ!?

「あの小堺一幾(60)が『ごきげんよう』(フジテレビ系)で稼いだギャラの総額は約20億! 一見地味でも、帯番組の司会が一番オイシイ仕事であることがハッキリしましたね」(芸能記者) 小堺が9月29日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、前身の『いただきます』と合わせて31年間司会を担当した『ごきげんよう』で稼いだ金を明かした一件は、視聴者には衝撃的だったはずだ。

 スタート当初こそ給料制だったそうだが、小堺は1番組だけで毎年約6450万円もの大金を稼いでいた計算になる。“小堺クラスでそれなら、あの大物たちは、どうなのよ?”と思うのが人情。そこで、本誌取材班は人気芸能人のギャラを独自調査し、最新情報をお届けする。

 帯番組の司会といえば、『笑っていいとも!』(フジ系)の司会を31年半務めたタモリ(71)は外せない。「ピーク時のタモリのギャラは1時間番組1本につき300万円といわれたもの。月~金の『いいとも』の司会をサラリーマン以上に勤勉に務め上げた結果が、合計120億円といわれる莫大な額になったわけです」(テレビ誌記者)

 他にも多数のレギュラー番組を抱えていたタモリだが、『いいとも』なくして現在の“資産家タモリ”の姿がなかったことは確かだ。「タモリは都内・目黒の一等地に土地百数坪、地上3階建ての豪邸を建て、総額7000万円といわれるクルーザーやヨットを購入。伊豆には別荘、福岡にも不動産を所有するお大尽ですからね」(夕刊紙記者)

 タモリとともに“お笑いBIG3”といわれるビートたけし(69)や、明石家さんま(61)も番組1本のギャラは300万円。もちろん、業界の最高値だ。「たけしさんも水曜日以外は、各局でレギュラー番組を持っていますからね。今でも相当、稼いでます」(制作会社ディレクター)

 その点、やや異変が目立つのが明石家さんま。31年続いた『さんまのまんま』(フジ系)が9月25日の放送をもって終了した。打ち切りの背景には高額なギャラがあったとされ、さんま本人もラジオで、「もう制作費が出ないんですね。今の放送局は不景気だから。オレ、ギャラが高いねんな。頑張って下げたりもしたんですけど、もう下げ切れずという感じ……」と苦しい胸の内を語った。

「『さんまのまんま』は関西テレビの制作ですから、予算もシビアなんでしょう。ただ、今のテレビ局は不景気で、どこもコストカットが至上命題です。大物を司会者に起用したしわ寄せが他の出演者、特に若手芸人のギャラに反映されることは珍しくありません」と解説するのは芸能評論家の三杉武氏。「ときには大物芸人のギャラを割り引く代わりに、バーターで若手芸人を出演させるという手が取られます」(前同)

『スッキリ!!』(日テレ系)の司会を担当して10年になる加藤浩次(47)も、帯番組で財を成したクチ。4年前に地上2階、地下1階、7LDK100坪の“5億円豪邸”を建てたのは明らかに『スッキリ!!』効果。もっとも、加藤本人はバラエティ番組で、“5億もしてないよ。3億もしない。今ローンの残りが8500万円ある”とぶっちゃけてましたけどね」(前出のテレビ誌記者) 加藤のギャラは、1回推定80万円と思ったほど高くはないが、塵も積もれば何とやら。

 同じく朝の時間帯でシノギを削っているのが『とくダネ!』(フジ系)の小倉智昭(69)。ギャラは推定150万円と加藤の倍だが、「先日、薬物違反の容疑で逮捕された俳優に、不透明な資金援助を行っていたことを『週刊文春』に報じられましたが、これをフジ上層部はかなり問題視しているようです。今秋の改編は間に合わなかったものの、来春には“小倉切り”があると局内ではもっぱらです」(放送作家)

 その点、SMAPの解散発表を経ても高値安定を継続中なのが中居正広(44)。「MCの腕はピカイチ、数字も獲れる人気者なのに『金曜日のスマたちへ』(TBS系)のギャラは推定180万円と、コストパフォーマンス抜群なのが強み。特にTBSは、過去に『うたばん』を立ち上げた音楽・バラエティ番組の制作部長が“何があっても中居を守っていく”と宣言したそうです。リオ五輪のキャスターに彼を起用したり、五輪テーマ曲をSMAPにしたり、“中居派”の姿勢を鮮明に打ち出しています」(民放関係者)

 芸能ライターの織田祐二氏も中居の活躍には太鼓判。「中居クンに限ってはジャニーズを辞めた途端にギャラが下がったり、干されたりする心配はなさそう。最近、さんまは“キムタク派”と宣言しましたが、中居にもタモリ、鶴瓶との深い絆がある。芸能人生命は安泰ですね」

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