――映画ではシリアスな役どころですが、一転、8月にはバラエティ番組『有吉反省会』(日本テレビ系)にも出演されていましたね。
筒井:アハハ(爆笑)。ご覧になったんですね。ありがとうございます。ひどかったでしょ、ダメダメな感じが。
――そんなことなかったですよ。「日本史のCDを大音量で聴く」っておっしゃっていましたが、音楽じゃなくて学習系を聴かれるんですね。
筒井:そう、イヤホンで聴くんじゃなくて、大音量で流すの。正直、頭の中がパンパンになります。
――そもそもなぜ、そんなことを?
筒井:クイズ番組に出たときにうまく答えられなかったから、だったかな。ハズすとなんか悔しいじゃないですか。それで、“これはやらなきゃ”って思ったんです。けっこう真剣になりますね、負けたりすると(笑)。最近は、英語学習のCDも流したりします。ここ2、3年でアクターズ・スタジオで勉強された役者さんと親しくなって、しゃべる機会が出てくるようになって。まだまだ拙いんですけどね。
――ちなみに、番組内で「還暦までには絶対に結婚したい」という発言も。
筒井:したいですね~! やっぱり、これまで贈ったご祝儀を回収したい……って、ヒドイですかね?
――なんとなく分からないこともないですけど(笑)。
筒井:一生のうち1回は、失敗してもいいからしておけば良かったかな、って思うことがあるんですよね。……なんかね~、ときどき一人でご飯食べるのが嫌になるときがあるんです。
――わかります!
筒井:オフのときとか、一人だと面倒臭くなっちゃって、キッチンのカウンターに椅子を持って行って、お鍋炊きながら食べてたりする瞬間に“これはまずいゾ、これでいいのだろうか”って何か危機感を感じるときがあるんですよね(笑)。
――深刻なんですね(笑)。
筒井:だから、せめてご飯ぐらいは、誰か一緒に食べられる人がいればいいなあって。
――夫になる男性に望むことはありますか?
筒井:そんなに別にないですね。しいて言えば、ただ一つだけ……。
――何ですか?
筒井:料理が上手(笑)。
――何料理が希望ですか?
筒井:できたら和食かな。それだけでいいって言っておきながらけっこう、ハードル高いことを望んでるなって自分でも思います(笑)。でも、普通にお味噌汁とか作ってくれればいいんですよ。
――あと「ロケに行く度にお守りを必ず買う」ってお話もされていましたね。
筒井:そうなんですよ。ロケ先にあるパワースポットに行きたくなるんですよね。そこで、“縁結び”とかって書いてあると、なおのこと買いたくなっちゃうんです。甥っ子や姪っ子にもあげようと思っていっぱい買うんですが、なかなか会う機会がなくて、そのうち忘れちゃうんです(笑)。
――溜まる一方だ。
筒井:だから、年一回はごっそりお焚き上げをしてもらうんですよ。
――効果はありましたか?
筒井:仕事の縁はありますけど、男性の縁はさっぱり、ね……(笑)。
――なるほど。番組では「合コンしたい」ともおっしゃっていましたよね。
筒井:そうなんですよ。私、これまで合コンしたことがないんですよ。寂しいですよね~。
――そんなに悲観に暮れないでください。
筒井:私ね、大学に入ったら劇団に入って、朝から晩まで立て看板を描いて公演をやっていたりして、そのままこの世界に入っちゃったんで、何も楽しいことをしていないんですよ。時代的には“サーフ&スノー”だったのに(笑)。
――理想の合コンのシチュエーションってあります?
筒井:ちょっとカジュアルなイタリアン。あまり気取っちゃうと嫌なのでね。人数も3人ぐらい……5人ぐらいがいいかな~。みんな素敵だといいですね(笑)。
――なかなか欲深いですね。
筒井:ハハハハハ(笑)。だからダメなんでしょうね。
――年齢的には?
筒井:今や、この年になるとね、現場に行ったら全員年下っていうのがあって正直、驚くんですよ。だから、年上でも年下でも、どっちでもいいって言えばいいんですけど(笑)。
見目麗しい筒井さんですが、話すととてもフランク。そのギャップがますます魅力的でした!
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