10月3日からスタートした『ひるキュン!』(TOKYO MX)は、田中みな実アナウンサー(29)が司会を務める平日の昼に放送される生の帯番組。この新番組の栄えある第1週目、10月5日の放送にはなんと歌手の和田アキ子(66)がゲスト出演している。もちろん、TOKYO MXには初登場だ。
和田がスタジオに現れると、最近の和田の音楽活動を振り返ったり、和田が悩んでいるという冷え性に医師がズバリ回答するなど、番組はいい雰囲気で順調に進んでいった。状況が変わったのは、お笑いコンビの「烏龍パーク」が戸越銀座の商店街へ出向いた生中継コーナー「商店街MAP」からだった。スタジオに和田がいて緊張しているのか、烏龍パークの二人はミスを連発。用意されたフリップをカメラに向けたものの、持ち手が字に重なって内容がよく分からなかったり、街を行く人に話を聞こうとしても、すべての人に拒否されてしまったり。さらに「ちょっといいですか!?」とカメラを誘導してある店に立ち寄ったものの、たいしたオチもなくサラッと終了してしまっていた。
VTRを見ながらダメ出しを連発していた和田は、田中アナのほうに向き、表情が真顔に。そして「田中みな実さぁ、レギュラー決まってから『5時に夢中!』にゲストで出たりしたんだから、もっと頑張んなきゃダメよ、アンタ!」と、本気のテンションでガチ説教を行なったのだ。
顔をひきつらせながら田中アナは「はい、頑張ります。スイマセン」と頭を下げ、和田は「すごいわ、生でダメ出ししたわ。好感度、悪っ!」と舌を出しておどけ顔。「本当にここから頑張りたいと思います」とコメントした田中アナの声は、明らかにトーンが落ちていた。
この日の和田は、番組の中盤あたりで出番が終了。スタジオを後にしたが、そんな和田に対して田中アナは「月1回くらい来てもらいたい」と発言。しかし、水曜日のMCを務めるTKOの木本武宏(45)から「でも、和田さんが帰った後、小声で“終わった……”って言ってた」と暴露されるや、「ホッとしたのかな(笑)」と否定せず、笑ってごまかしていた。