ダウンタウン、華丸大吉、バナナマン…今「仲良し芸人」が大人気!の画像
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 お笑いブームも遠い昔。さまざまな芸人が泡のように浮かんでは消えてゆく現在では、芸人たちがそれぞれ生き残るための工夫を凝らしている。そんな中、お笑いファンの間では夫婦や恋人と見まがうような“仲良し芸人”が熱いと注目を集めているようだ。

「9月30日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、ダウンタウンの二人が意外なコンビ愛を見せて話題を呼んでいました。ゲストの宮根誠司(53)が、ダウンタウンに“相方が死んだらめっちゃ泣くでしょ?”という質問を振った際、浜田雅功(53)が“だから先に死にたい”“残っていろいろやるのは嫌”と返答したんです。このことにネットも大変盛り上がりまして、“コンビ愛に泣かされた”と感動する人が続出しました」(お笑いライター)

 ダウンタウンといえば、9月9日に放送された同番組で、“後輩芸人にアドバイスを求められることが多い”という博多大吉(45)から、「もっと仲の良さを見せていくべき」「お二人が思っている以上に、仲の良いコンビって今需要があるんです」と教えられる場面があったばかり。「衣装なんかもそろえてみたらどうですか?」と提案されていた二人だが、このアドバイスあっての「相方より先に死にたい」発言だった可能性もある。実際に、この番組で二人そろってお酒を飲んでいるためか、ネットでは「最近のダウンタウンは仲良し」と見る人が増え始めている。

 前出のお笑いライターは、こう補足する。「テレビをメインに活躍する芸人にとって、好感度は非常に大事です。コンビで出演するバラエティ番組だけでなく、自分たちのラジオを持っていることも重要で、バナナマン、オードリー、おぎやはぎなどはいずれも番組内で相方の面白エピソードを定期的に語ってくれるのでついついチェックしてしまうんですよ。その反面、視聴率の低迷がささやかれているコンビは、ピンでの活動が目立つ芸人ばかりです。相方と離れて仕事を頑張る姿勢には親近感を抱きにくく、冷たいと思われる風潮があるのかもしれません」

 実際、バラエティ番組での活躍が目立つ博多華丸・大吉の二人も仲良し芸人として知られており、2006年の『R-1ぐらんぷり』に博多華丸(46)がピン芸人として出場し優勝した際には、実は大吉がブレーンとして陰でサポートしており、感謝を込めて優勝賞金500万円の半分を大吉に渡したというエピソードがあるほど。バナナマンの二人も仲が良く、設楽統(43)が雑誌のインタビューで「日村勇紀の面白さを世に伝えるのが使命だと思ってる」と語り、ファンを喜ばせた。

 目が肥えている今どきの視聴者も、仲の良い芸人の姿を見ると思わずほっこりしてしまうのだろう。

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