大ブームとなっているピコ太郎の動画『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』が、YouTubeの週間再生ランキング「TRACKS」部門で世界一を獲得するという快挙を果たした。独特のリズムと振付が頭に残る『PPAP』は、10月19日現在、YouTube上で5000万回を超える再生数を誇っている。人気は日本国内にとどまらず、歌手のジャスティン・ビーバー(22)のツイッターでも紹介されるなど、世界中で大反響を呼んでいる最中だ。
ピコ太郎は、お笑い芸人の古坂大魔王(43)がプロデュースをする謎のミュージシャン。古坂は10月11日にツイッターを更新し、『PPAP』がYouTubeのランキングで世界一になっている画面写真を貼り、「ピコ太郎の奴が……世界で一番になりました」と喜びを語った。謎のミュージシャンではあるが、最近ではその正体が古坂本人であることがじょじょに暴かれており、8日に行われたファッションイベント「GirlsAward2016 A/W」では、AKB48の小嶋陽菜(28)から「『ボキャブラ天国』大好きだったんで懐かしいな」と、ピコ太郎の正体を“暴露”してしまうハプニングもあった。
「古坂はもともと『底ぬけAIR-LINE』としてトリオで活躍していた『ボキャブラ天国』世代の芸人です。その頃のつきあいで、土田晃之(44)が活躍していた『爆笑問題の検索ちゃん』(テレビ朝日系)などにゲスト出演していたのですが、いまいちパッとしませんでした。古坂は芸人仲間からの評価がとても高い、いわゆる“楽屋芸人”で、爆笑問題の田中裕二(51)も以前、“楽屋では誰よりも面白い”とそのものズバリ評していました。そんな古坂の芸がついに日の目を見たということで、コアなお笑いファンも喜んでいそうです」(お笑いライター)
“楽屋芸人”扱いされてきた古坂大魔王だが、『PPAP』で一躍楽屋から飛び出し、お茶の間どころか世界規模でブレイクを果たした。有名芸人たちも太鼓判を押す古坂がどこまで飛躍していくのか、続くヒットも楽しみにしたい。