これまでG1に6度挑戦し、最高着順は2着。ワンパンチ足りない印象のサトノノブレスに本命を打つ。今年で6歳だが、今がまさに充実期。3月の中日新聞杯を完勝すると、6月の鳴尾記念では圧巻のレコード勝ち。宝塚記念では8着に敗れたものの、積極的に前を捉えようと仕掛けた結果のもので、決して悪い内容ではなかった。

 そして、休み明けの前走オールカマー。好位から抜け出すと、しぶとく伸びて2着を確保した。勝ったのが、中山2200メートルでは現役最強クラスのゴールドアクター。ここは相手が強かったと見るべきだろう。サトノノブレスは3年連続でオールカマーに出走したが、14年16着、15年10着。前走を走るまで関東コースを[0・1・0・6]と大の苦手にしていた。その中での好走となれば、状態がピークであることを示している。

 さらに激走を予感させるデータもある。2000メートルは[4・4・4・11]と得意にしているが、距離短縮で2000メートルに向かうと[2・2・1・1]と好走率が跳ね上がる。着外になったのは2年前の天皇賞・秋。まだ馬が完成していない時期だったのに加え、前述したようにオールカマー16着からの参戦だった。それでも0.3秒差の8着なら、やはり、これが最適なローテーションのようだ。ここは最大の狙い時で◎にする。

 対抗はステファノス。前走は詰まって力が出せなかっただけ。藤原英師が本気の仕上げを見せるだろう。注目のモーリスは前走で距離のメドをつけ、今回はもう少し前で競馬をするだろう。勝たないまでも、圏内は堅いと見て▲に。大穴は鞍上の田辺が怖いロゴタイプ。2000メートルにも対応できる。

 馬券は◎-○からの3連複と3連単2頭軸マルチ。◎が頭なら超万馬券必至だ

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