しかし、それはあくまで「毎日高設定を打てれば」の話。というのも、パチンコの優秀台に比べると、パチスロの高設定は絶対数が少ないのです。さらに、その高設定をプロたちが見逃すハズもありません。仮にふだんから通っているホールに高設定が入ったとしても、サラリーマン層がホールに足を運ぶ夕方過ぎの時間帯に、空き台として放置されている可能性は極めて低いかと思います。

 プロが存在するのはパチンコも同じです。しかし、パチンコの収支で生計を立てているプロたちは、おこづかい程度の勝ちしか見込めない台なら、1日を通して打つことはあまりありません。ですので、夕方からホールに足を運んでも、大きくは勝てずとも多少の勝ちを見込める台なら、空き台のまま残っている可能性は十二分にあります。パチスロでも高設定台が残っている可能性は確かにありますが、前述の通り、その台が勝ちやすい台なのかどうかを見極めるためには、どうしても時間がかかってしまうんです。短時間遊技がメインのサラリーマンにとって、この時間は非常に無駄ですよね。

 だから私は、夕方からの稼働がメインのサラリーマン層が堅く勝つには、パチンコのほうが適しているのではないかと思っています。もちろん、夕方からの稼働のみで勝っているスロッターもいますし、パチスロライターの意見はまた違うものになるかもしれません。パチンコとパチンコ、それぞれの特性を知り、どちらを中心に立ち回るのが自分には適しているのか、はたまた両刀使いを目指すのか。これを機にじっくり考えてもらえれば幸いです。

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