V6井ノ原快彦「27歳で高校入学」していた!?の画像
V6井ノ原快彦「27歳で高校入学」していた!?の画像

 V6の井ノ原快彦といえば、平日朝の帯番組である『あさイチ』(NHK)や、愛川欽也から受け継いだ長寿番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)のMCとして活躍しており、すっかり司会者のイメージが定着している。今年の大みそかには先輩グループSMAPが解散するが、一方で『NHK紅白歌合戦』の白組司会に、井ノ原が2年連続で選出されるのではないかとウワサされている。

 井ノ原はかつて、27歳で高校に再入学を果たした。ジャニーズ事務所に入所したのは、12歳の頃。同期に、TOKIO山口達也がいる。中学、高校時代はジャニーズJr.だったが、徐々にアイドル稼業が忙しくなったため、18歳で高校を中退してしまった。もともと勉強が嫌いだったため、やる気を出せなかったという一因もある。

 当時、高校1年生の一番最初のテストで、まさかの0点を取った。すると父親は、「潔い!」と、大爆笑したそうだ。「20点とかだったら怒るつもりだった」「0点、そこまでいくんだったら、もう貫き通せ。嫌なものはやらなくていい。やりたいものだけやれ」と、父親は井ノ原を応援してくれたという。

 高校を辞めた当時、後悔はなかったが、時間がたつにつれ、心に引っかかりを感じるようになったという井ノ原。父とは「30(歳)までに卒業すればいいよ」と約束し、いつか再入学しようと考えていた。当時、井ノ原が持っていた単位は44で、高校卒業認定には80単位が必要。仕事と並行しながら残りの単位を取るには、2年はかかる。しかし一念発起し、井ノ原は27歳で通信制の高校を受験し、合格。30歳のタイムリミットを迎える前に卒業し、父との約束を見事に果たした。原動力になったのは、両親の存在だ。両親は、勉強嫌いだった我が息子に、ネガティブな言葉を一切言ったことがなかったという。

 そんな井ノ原も今では2児のパパで、グループ唯一の既婚者だ。妻は女優の瀬戸朝香。家族仲が良く、仕事も順風満帆である。こうしたイメージも“紅白司会者”候補に再び挙がった理由かもしれない。デビュー22年目を迎えたV6。6人揃ってテレビで見る機会は減ったが、井ノ原以外のメンバーもそれぞれ多忙を極めている。個人としてもグループとしても、来年はどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。

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