Hey!Say!JUMP躍進の陰に、山田涼介と中島裕翔が乗り越えた「確執」の画像
Hey!Say!JUMP躍進の陰に、山田涼介と中島裕翔が乗り越えた「確執」の画像

 現在放送中の月9ドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系)は、視聴率的には低空飛行ながらも、Hey!Say!JUMP山田涼介が主演ということで、話題には事欠かない。山田は近年、俳優として引く手あまたで、2017年冬に公開が予定されている人気漫画の実写映画『鋼の錬金術師』では、主人公のエドワード・エルリックを演じることが決まっており、その勢いはとどまることを知らない。

 山田だけでなく、今年はまさに大きくジャンプした感のあるヘイセイの九人。それぞれが活躍する中、山田はグループで不動のセンターをキープしている。今では仲良しグループとして知られるヘイセイだが、実は結成時には、メンバー間に確執があったといわれている。

 ヘイセイが07年にリリースしたデビューシングル『Ultra Music Power』では、中島裕翔がセンターを務めていた。ところが、翌08年のセカンドシングル『Dreams come true』では、山田がセンターを奪取。以降、中島はバックで踊ることが多くなっていき、Aメロからソロパートが少なくなっていった。やる気を欠いていく中島に、ジャニー喜多川社長は、「何があっても、あんなふうに腐っちゃダメだよね」と言ったという。

 山田は、『探偵学園Q』(日本テレビ系)に出演して人気が急上昇。中島は、それにとまどいを覚えていたようだ。それまでにも、山田が陰で努力をしている姿を見ていたが、『Dreams come true』のPV収録で、山田と中島の立ち位置を変えられたときから二人の仲はギクシャクしていく。

 山田、中島、知念侑李、岡本圭人は、グループ内ユニット「Hey!Say!7」というユニットでも一緒に活動していた。Hey!Say!7が全員20歳になったとき、お祝いに四人で食事に行くことに。その席で山田は、「今日は、本音で思ってること話そうよ」と切り出し、中島に「ぶっちゃけ、おまえのこと嫌いだった」と話した。すると中島も「わかってたよ。俺も嫌いだった」と告白。その後「こういうこと話せてるって、お互い成長したってことだよね。だから、もう、そういうのやめにしようぜ」と和解し、それからは二人だけで食事に行ったりもするようになったという。

 現在、山田涼介も中島裕翔も、いずれ劣らぬ活躍を見せている。Hey!Say!JUMPは、エース級の人材が二人もそろった奇跡のグループなのかもしれない。来年はデビュー10周年。これからもさらなる飛躍を見せてくれるはずだ。

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