人気を集めそうなマリアライト、ミッキークイーン、タッチングスピーチの3頭は、いずれもディープインパクト産駒。京都2200メートルは、連対率・複勝率ともに優秀だが、人気になる分、妙味がない。

 そこで、大一番に強く、距離延長で味が出るハーツクライ産駒のシュンドルボンに本命を打つ。昨年もエリザベス女王杯に出走し、初めてのG1挑戦ながらも7着。今年3月の中山牝馬Sではルージュバックに勝利するなど、能力の一端を見せた。

 前走の府中牝馬Sは、出負けして後ろからの競馬。直線に入っても後方だったが、進路が空くと反応よく鋭い脚で伸びてきた。最後は甘くなり5着になったが、これは休み明けで14キロ増の影響があったのだろう。ひと叩きして変わり身が見込めそうだ。

 昨年のエリザベス女王杯から前走まで、シュンドルボンの枠順はすべて7枠か8枠。ここは、なんとしても内枠を引いて、先行策に出てもらいたい。ディープ勢より先に仕掛けて出し抜ければ、勝機ありとみる。

 相手は人気でもディープ産駒から。タッチングスピーチとミッキークイーンだが、強豪牡馬と渡り合ってきた経験と鞍上の差で前者を上に取る。大穴はアスカビレン。京都外回りは直線がばらけるので、差し脚が生きそうだ。マリアライトは、1番人気ではそこまでの信頼が置けず△まで。馬券は◎から馬連・馬単で流す。

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