その後も、庄司がデヴィ夫人に振り回される様子が映しだされていた。屋上で並んでストレッチしたり、銀座でハロウィンのコスプレ衣装を買ったり、シチリア料理を食べたり……。ラストには買ってきたコスプレ衣装を着て、シャンパンを飲みながら二人でパーティ。仲むつまじくソファに並ぶ姿にスタジオも安堵。最後の締めで庄司が“なぜ面倒くさいことを承知でいろいろと自分を叱ってくれたのか”と質問すると、デヴィ夫人は“私のような経験をした人はいないから、皆さんに教えることを喜びとしている”と語っていた。

「デヴィ夫人は嘘をつかず、本気で怒ったり喜んだりする人なので、番組にいい意味で緊張感をもたらす存在なんですよね。今回も“いかにも庶民”なキャラの庄司が、どれだけデヴィ夫人を怒らせるのかが見どころでしたから。無自覚にでしょうが、悪役を引き受けたデヴィ夫人はやはりテレビ的に欠かせない人材でしょうね」(テレビ誌記者)――今後も既定路線に走るバラエティ番組を、存分にひっかき回してほしいところだ。

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