矢口真里だけじゃない!?「干された芸能人」とその理由の画像
矢口真里だけじゃない!?「干された芸能人」とその理由の画像

 芸能人がテレビに出なくなった理由はさまざまだが、「干された」芸能人が一番痛々しいかもしれない。今回は、そんな芸能人たちをまとめてみた。

 ホラー漫画家の山咲トオル(47)は、オネエタレントの先駆けとしてブレイクし、2001年頃はバラエティ番組に多数出演していた。しかし最近ではテレビ出演どころか、漫画連載でもほとんど見かけることはない。先日放送されたバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演した際には「自意識過剰な性格ゆえ、いろんなNG条件を突きつけていた」と告白。要するにテレビ局側から“めんどくさい認定”されていたようだ。

 1980年代後半〜90年代前半にかけて国民的タレントとなった山田邦子(56)。だが90年代後半からその勢いは途端に失速、現在ではたまに「テレビショッピング」で見かけるほどである。昨年、久しぶりにトーク番組に出演した山田は自身の芸能活動について「たぶん出過ぎたんだと思うんです。“あいつばっかり”という時代があって。みんな悔しかったんじゃないですか。だから、しょうがないです」と振り返っている。山田は95年頃に不倫報道された際、リポーターの井上公造氏(59)を「井上! おまえモテねえだろう! バカヤロー!」と罵倒した。一説にはこの映像が放送されたことがきっかけで、急速に人気が落ちていったといわれている。

 元フジテレビの山中秀樹アナウンサー(57)の消えっぷりもすごい。2006年に退社し、爆笑問題と同じ芸能事務所に所属してバラエティ番組などで活躍をしていたのもつかの間、いつのまにかあまり見かけなくなってしまった。不倫騒動に詳しい芸能誌記者はこう分析する。「山中さんは不倫相手の女性に執拗な嫌がらせメールを送っていたことが2012年6月1日発売の『FRIDAY』(講談社)で報道されてしまい、これが打撃となって仕事が激減してしまったようです。現在のテレビ出演は、『サンデー・ジャポン』(TBS系)の最後に放送される二分間のミニコーナー『サンデー・ジャンクション』のみ。『サンジャポ』で司会を務める爆笑問題のバーター出演であることは、想像に難くないでしょう」やはり不倫スキャンダルは打撃が大きい!?

 不倫といえば、ものまねタレントの荒牧陽子(35)のように泥沼の不倫劇によって表舞台に立てなくなった人もいる。テレビプロデューサーのA氏と結婚した荒牧だが、その元妻であるB子さんが「出産のために家を空けていた最中に夫と荒牧が不倫をした」と告発。この結婚が“不倫略奪婚”だったことが明らかになり、B子さんは荒牧とA氏に対して損害賠償6000万円を請求する裁判を起こしたのだった。「荒牧さん側は完全に敗訴。彼女はA氏と連帯して300万円を支払うように命じられました。現在はほそぼそと地方営業していますが、テレビ復帰は難しいでしょうね」(前出の芸能誌記者)

 最近のトレンドは“不倫した芸能人は絶対に許されない”という生きづらい世の中になっている。「干された」芸能人にもいろいろなケースがあるが、矢口真里(33)のように“敗者復活”があるのも芸能界の面白いところ。ぜひとも挽回を期待したい。

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