同じく、ピースとオードリーも、仲が良かったのに現在は険悪となってしまったコンビといわれる。「ピースの綾部祐二と又吉直樹は、結成当時は仲良く頻繁に一緒に遊んでいたそうですが、今は完全に絶縁状態。又吉は芸人が複数参加する飲み会に誘われると、決まって“綾部はいますか?”と確認し、もしいたら参加しないほど」(前同) 芥川賞作家には、おバカな相方では釣り合わないということか。

 一方のオードリーは、これまでにも、「テレビ番組で若林(正恭)がよく、楽屋で筋トレをする春日(俊彰)に嫌悪感を示し、“嫌なんです。春日さんといるのが”と話していた」(テレビ誌記者)ように、不仲をネタにしている。

「番組だとネタのように見えますが、裏で2人でいるときの雰囲気は本当にピリピリしていてヤバい。筋肉ばかり気にして笑いの仕事をしない春日に、若林がマジギレしているんです」(前出の構成作家)

 言い換えれば、若林はまだ春日に期待しているということ。改善の余地はありそうだが、もはや相方に口を挟む隙すら見せないのが、オリエンタルラジオの中田敦彦である。

「藤森(慎吾)は、中田のあまりの天狗っぷりにドン引きのお手上げ状態。オリラジは、彼らのドン底時代にも根気よく起用して面倒を見ていた地方局で、今でも番組を持っていますが、番組側は彼らの忙しさを考慮し、月1回の4本撮りで組んでいるんです。ですが、中田はそんな気遣いを無下にし、現場で台本を確認すると、“ここ、いらない。ここも”と、ペンで×を書き込み、“どうせ使わないでしょ。これだから地方局は分かってねーな”などと吐き捨てるそうです」(制作会社関係者)

 さらに暴挙は止まらず、アーティストなら誰もが出たい音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、こんな姿が報告されている。

「同番組では、アーティストが登場前に流すアオリVTRをスタッフが作るんですが、なんと中田は作り直しを要求。これはどんな大物ミュージシャンでもやらない、異例中の異例のことです。藤森だけじゃなく、芸能界全体として“中田を干そう”という声が強くなっていますよ」(前同)

 2011年には『オリラジのオールナイトニッポンR』で、中田が藤森をこき下ろし続けたことで藤森の堪忍袋の緒が切れ、生放送中に殴り合いの喧嘩に発展したことがあったが、もはや殴り合いすら起こらない冷めっぷりか!?

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