岡田の印象を聞かれた山崎監督は「ストイックというかまじめというか、やり過ぎだろうというくらい」役に入り込むタイプと表現。「そこまでまじめにならなくていいだろうっていうくらい……」と言うと上田が「いやいや、作品を良くしようとしてるんじゃないですか」とフォロー。これには岡田も「いやいやいやいや! 監督のために、ねえ!」と腹を立てるそぶりを見せ、納得できないといった様子で「おかしいなぁ〜」と声を張り上げた。「映画は監督のモノっていう……」と、監督のために頑張っていたと言いたげな顔で岡田は上田に助けを求めたが、上田は「ごめん、監督がちょっと引いていたみたい」とダメ押しし、これには岡田も山崎監督も苦笑していた。

 上田に岡田のストイックぶりをあらためて聞かれた山崎監督は「いろんなむちゃ振りをするわけじゃないですか。“今回60代よろしく”とか言うわけじゃないですか。それをちゃんと受け止めて、スゲェ球投げ返してくれるんで、非常に信頼してますけどね」と褒め称え、それには岡田は神妙な顔でうなずいていた。

「山崎監督といえば、日本を代表するヒットメーカーの1人。岡田と信頼しあっているから、あのかけ合いになったわけです。これからもこの黄金タッグは邦画界を牽引していくと思いますよ」(映画製作関係者)――早くも次回作に期待!?

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2