2001年の元日には、『世にも奇妙な物語 SMAPの特別編』(フジテレビ系)で5人全員が各作品の主役として登場。“オトナ免許”が施行されたという設定の世界を描いた『オトナ受験』に中居正広(44)が、奇妙な美容室で繰り広げられる『13番目の客』には草なぎが主演。そして木村はリビングだけに光が当たった空間で繰り広げられる『BLACK ROOM』、香取慎吾(39)は不思議なエキストラの役に巻き込まれる『エキストラ』、稲垣吾郎(42)は姉が残したガイドブックをたどる不思議な旅に出る『僕は旅をする』で主演を務めた。それぞれが異なるストーリーで、『古畑任三郎 VS SMAP』のようにメンバー全員の絡みは少ないが、番組の最初と最後で全員がそろう場面は見逃せない。

 さらに2004年、映画『下妻物語』『嫌われ松子の一生』でメガホンをとった中島哲也(57)によるスペシャルドラマ『X’smap~虎とライオンと五人の男~』(フジテレビ系)で、5人がそろうことに。クリスマスに放送されたということで、CGや歌、ダンスを盛り込みながら、とある街の人間模様を描いたメルヘンチックな物語になっている。まだ10代だった本郷奏多(26)や阿部寛(52)など、豪華俳優陣が出演していることも話題になったが、木村が演じたアジーと香取演じるオジーのやりとりにほっこりさせられた人は多い。さらに、その主題歌にもなった『Song Of X’smap』は3日間限定で配信され、ファンの中でも隠れた名曲として語られている。

『僕が僕であるために』『古畑任三郎 VS SMAP』『世にも奇妙な物語 SMAPの特別編』は、それぞれ『SMAPグラフィティ』として再放送される。この再放送企画にファンからは「終わりが近づいているようで切ない」といった声が上がっているが、ネットでは「再放送とか素敵すぎ! フジテレビありがとう!」「もう一回見直したかったからすごくうれしい」と喜ぶ人も多いようだ。

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