“SMAP出場”NHKは自信アリ!?  紅白歌合戦「サプライズ演出」スッパ抜き!

 “常連”だった大物がこぞって落選する一方で、“初出場組”は豊作。とはいえ、最大の関心事はやはりあの5人だ――。

 11月24日、大晦日に放送される『第67回NHK紅白歌合戦』の出場者発表会見が行われた。だが、出場者46組の中に、年内に解散が決定しているSMAPの名前はなかった。

「今年から紅白を担当することになったNHKの矢島良チーフ・プロデューサーは、“現段階では出演していただけるとも、いただけないともお返事がないという状況です。我々としては、引き続きお願いし続けたいと思っています”と、含みのある発言をしていたので、完全に望みが絶たれたわけではなさそうですが、出演は極めて難しい状況という見方が支配的ですね」(放送担当記者)

 SMAPのラストステージを中継できれば、紅白にとって、これ以上の目玉はないため、NHKは大晦日当日まで諦めずに交渉を継続するという。「籾井勝人会長は、9月の定例会見で“(直談判に)出かける気持ちは十分ある”と語り、是が非でもSMAPを出せと現場に大号令をかけていました」(前同)

 実際、今年の紅白は、SMAP出場を最優先させた、露骨な“ジャニーズ・シフト”を敷いている。「今年のジャニーズ枠は6つ。NHKは、1月にSMAP解散が報じられるや、すぐに“代わりにKinKi Kidsに初出場してほしい”と事務所側に打診しています。昨年は近藤真彦がデビュー35周年だったため、ジャニーズ枠は7枠となったが、従来は6枠。それは今年も変わりません。それでいて全体の出場者数は、昨年よりも5組減。これはSMAPのサプライズ出場を見越して、20分間の時間を確保しておくためです」(レコード会社関係者)

 また、出場者発表のあった11月24日、明石家さんまの31年ぶりのNHK出演となる『第1回明石家紅白』が放送されたのも、SMAP問題と無関係ではないという。

「NHKは、SMAPとの関係が深いさんまに、パイプ役を期待しているんです。中居正広との番組共演が長い、さんまの元妻・大竹しのぶが初出場するのも同様の理由です。これだけ“お膳立て”をされてSMAPを出せないとなると、ジャニーズ事務所も沽券に関わるだけに、出場へ向け、ギリギリまで調整は続くことになるでしょう」(芸能プロ幹部)

 だが一方で、こんな情報がある。実は、NHKはSMAP出場に自信を持っているというのだ。「一度は、5人での独立を決めながら、その後、一人、ジャニーズ残留を決めた木村拓哉だけは、“オレは一人でも出場して歌う”との意向を伝えているそうです。そのためNHKは、“全員が揃わずともSMAPは出る”と確信しているそうです」(芸能プロ関係者)

 サプライズ演出のプランに関しても、具体的な内容が漏れ伝わってくる。「白組で出場する嵐が大トリを務めたあと、ジャニーズタレント総出で、SMAPのヒット曲を大合唱。その途中で、SMAPが登場するというプランです。最悪、キムタク一人という可能性もありますが、SMAPとして、そんな失礼なことはできないはず。出場を固辞しているといわれる香取慎吾さえ動けば、全員出場は可能です。万が一、出場しないメンバーがいたら、ビデオメッセージなどで対応するべく調整を進めているようです」(前同)

 というから、どんな形になるかは不確定ながら、紅白にSMAPが登場する可能性はかなり高そうだ。だが、それでも、今年の紅白の視聴率は苦戦を強いられることになるだろう。「全体的に出場者が若返りましたよね。これは、ネットで寄せられる意見を多く取り入れたため。最も熱心な視聴者層である高齢者向けの演者を減らしたことが、裏目に出ないといいんですが……」(芸能リポーターの松本佳子氏)

 確かに、伍代夏子(出場22回)や藤あや子(同21回)、といった常連が、今回は落選している。

「新たにチーフ・プロデューサーに就任した矢島氏は、低視聴率に歯止めをかけるべく、籾井会長に“これからも続くように、紅白を刷新しろ”と厳命されていたんです。今年の紅白を19年の第70回記念紅白に向けた改革4か年計画のスタートの年と位置づけ、従来の芸能界の力学や過去のしがらみからの脱却が、至上命題だったわけです。細川たかしはNHKから落選が伝えられていたため、事前に“卒業”を発表して面目を保った形です」(前出の放送担当記者)

 そんななか、特に大きなニュースとなったのは、和田アキ子の落選だった。「演歌勢もそうですが、和田さんも、せめて年に1曲くらいは新曲を出さないと、一年を締めくくる紅白の意味がないですから、致し方ないのでは……」(芸能リポーターの城下尊之氏)

 だが、和田の落選の裏には、こんなドタバタも。「当初、紅組司会は今年前期の朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインを務めた高畑充希に内定していました。高畑は和田と同じ事務所の所属のため、高畑とのバーターで和田の出演も確実視されていました。ところが、夏に女優・高畑淳子の息子で俳優の高畑裕太が事件を起こし、NHKに“両高畑は親戚”というデマを信じた視聴者からの問い合わせが殺到したため、NHKは高畑司会を見送ったといいます。結果、紅組司会は有村架純となり、和田の落選が決まったわけです」(前出の記者)

 NHKは、常連を切ることで失う高齢の視聴者の保険も用意している。「初出場するPUFFYとTHE YELLOW MONKEYです。両者のファンはF2層と呼ばれる35~49歳の女性が中心。実はこの層が今、最もテレビを見ているんです」(前同)

 こうしてみると、例年とは変わったように見える紅白だが、ジャニーズ偏重をはじめ、AKBグループからはAKB48、乃木坂46、欅坂46の3組が出場を果たし、福山雅治を擁するアミューズからはPerfume、星野源の3枠と、“芸能界の力学”を感じさせる選考には変化がない。

「刷新は号令だけ。結局は、いつもの紅白ですから、視聴率もSMAP出演シーン以外は望み薄です。落選した常連の4人は、改革のアリバイとして利用されたようなものですから、気の毒な気もします」(芸能記者)

 では、出場が確実視されていた安室奈美恵の名前がないのは、なぜか?「“フルコーラスで歌わせて”と注文をつけていたことが、『週刊新潮』にスッパ抜かれ、安室がNHKに不信感を抱いたのが原因のようですね」(前同)

 “わがまま”ぶりは、初出場の宇多田ヒカルも同じ。「スタジオから生放送が基本の紅白ですが、宇多田は中継で、しかも録画になるようです。ただ、それとは分からぬように、生放送を装ってシレッと放送されるようですね」(同)

 なんとか宇多田を出演させたかったのだろう。また、こんな“プチ・サプライズ”プランも漏れてきた。「お笑いコンビ・オリエンタルラジオが扮するRADIO FISHの演奏後に、『PPAP』が世界的にヒットしているピコ太郎が乱入するそうですね(笑)」(前出の音楽関係者)

 最後に本誌読者のお父サン世代が楽しめるように、横文字バンドの豆知識を。「大ヒット映画『君の名は。』の主題歌『前前前世』を歌う予定のRADWIMPS(初出場)のボーカル・野田洋次郎は、女優・吉高由里子の元カレ。吉高は、野田のマンションに3連泊したという伝説があります」(前出の芸能記者)

 う~ん、だったら吉高のほうが見たい。やはり、今年の紅白はSMAP頼みか。

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