大谷亮平ほか、韓国で人気の日本人タレントが増えている!の画像
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 “ガッキー”こと女優の新垣結衣(28)が踊る“恋ダンス”がかわいすぎると話題になり、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が回を重ねるごとに視聴率を伸ばしている。その“恋ダンス”の中でもダンスを披露している俳優の大谷亮平(36)は、主人公たちの契約結婚の仲に割って入るイケメン役なのだが、“第二のディーンフジオカ”、“逆輸入俳優”としても注目を浴びている。

 大谷は日本のドラマに出演するのは4作目で、レギュラー出演するのは今回の『逃げ恥』が初めてだが、お隣の韓国ではすでにドラマや映画で活躍していて、人気俳優の仲間入りをしているのだ。しかし、大谷は韓国生まれの日本人ではなく日本でモデル活動をしており、2003年にダンキンドーナツのCMに抜擢されたのが韓国でのデビューだった。セリフがないCMだったのだが、ネット上で「あのイケメンは誰?」と話題になり、これがキッカケで、現代自動車、オリンパス、携帯電話会社のKTFやSKテレコムなど大手企業のCMに出演。2006年にはドラマ『ソウルメイト』(韓国MBC)で俳優デビューし、以後も韓国で活躍の幅を広げていった。大谷は日本でブレイクした今でも、韓国のテレビに並行して出演中。バラエティ番組で即興のラップを披露するなど、歌手としても活躍するディーンフジオカを思わせる、多才な一面も披露している。

 大谷以外にも韓国で活躍している日本人の芸能人としては、女優の笛木優子(37)も有名だ。2000年に『天気予報の恋人』(フジテレビ系)で国内のドラマ初出演後、2001年から韓国を本拠地とするべく、“ユミン”という芸名で活動を開始すると、同年、ドラマ『わが家』(韓国MBC)で主人公の同級生で聴覚障害者のチョン・ダイン役で女優デビューした。2002年のバラエティ番組『気分転換水曜日』(SBS)などで人気を集め、人気ドラマ『オールイン 運命の愛』(SBS)、『IRIS-アイリス-』(KBS)などに出演(いずれも日本人女性役)。笛木は韓国で活躍した最初の日本人女優となった。

 最近、韓国でもっとも人気な日本人女優といえば、藤井美菜(28)だろう。2005年に出演したインテルのCMが話題になり、2006年公開の映画『シムソンズ』で女優デビュー。韓国のテレビドラマ『冬のソナタ』を字幕なしで見たいと思ったことをキッカケに韓国語を学び始め、2012年から韓国での活動も開始。バラエティ番組『私たち結婚しました 世界版』(韓国MBC)でブレイクして、ドラマや映画などで活躍中だ。

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