櫻井翔「嵐はなくなると思っていた」キャスター挑戦の理由を告白の画像
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 12月8日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、MCを務める嵐の櫻井翔(34)が、V6の岡田准一(36)と対談。ニュースキャスターに転身したきっかけを、岡田に明かす場面が見られた。

 櫻井は2002年に放送されたドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)で岡田と共演して以来、関係を深め、岡田も「後輩の中で最も好き」と言うほどの仲。それにもかかわらず、ここ10年は二人でゆっくり話をする機会がなかったため、番組で“サシ飲み”企画が行われ、その模様がVTRで紹介された。

 この中で岡田は自身が俳優業に挑戦したことについて、「やっぱりジャニーズっていうので、いろいろ芝居をやるっていうのは……」と言い、当時は実力に関係なく、“ジャニーズ”というだけで周囲から色眼鏡で見られることもあったと告白した。すると櫻井も「どの仕事をしてても、アウェーとまではいかないけど、本職の人たちの集まりに半端者が顔出してるみたいな、変な意識がやっぱある」と、ジャニーズであるがゆえの悩みを告白。「そう思われたくないから、人以上に、人よりたくさん取り組まなきゃなと思ってるんだけど」と自身の考えを明かすと、これに岡田も「本気で誰よりも真剣にやらないと、認めてもらえないみたいなのが、すごく強かった」と、櫻井の言葉に共感していた。

 その後、岡田がデビュー当時の嵐について「苦労してることが多かったじゃない、最初5年くらい。それこそ“俺たちダメだ”みたいなことずっと言ってたの聞いてたから」と発言。さらに「櫻井もずっと考えがあるんだろうなっていうのは、話したりして思ってたけど。キャスターやりだしたじゃん。どういう経緯があったの?」と、櫻井に質門した。

 これに櫻井は「やっぱ悩むじゃないですか。こんなに(嵐が)持つと思ってなかったから。25歳(のとき)にはたぶんもう(嵐は)なくなってるんだろうなと思ってて」と、当時は嵐が解散する可能性も考えていたと発言。続けて「バラエティでご一緒したアナウンサーの方が、夕方のニュースで独占インタビューみたいなのやってたんですよ。考えてみたら、うちの事務所にこういうことやってる人いないな」と考え、「報道って言うと大げさだけど、“そういうことできないですか?”、話を事務所にしたのが20歳ぐらいだった気がするな」と、生き残りのために事務所に交渉していたことを告白した。

 櫻井はさらに「僕は、中居君みたいに、太一君みたいに、井ノ原君みたいに、数いるタレントさんとか芸人さんとかをまわすっていうことはできない」とし、「誰かにじっくりインタビューするとかっていうのは、むしろ好きなんです。キャスターっていう仕事にいく、きっかけの一つだったのかもしれない」とキャスターを志望した理由を分析していた。

「最近ではNEWSの小山慶一郎(32)が『news every.』(日本テレビ系)でキャスターとして活躍していますが、櫻井の影響は、もちろんあったでしょう。アイドルが俳優業やバラエティタレントに幅を広げていくパターンは、これまで多くありましたが、キャスターというのはなかなかないパターンです。それだけアイドルという存在が多様化しているということなんでしょう。他のアイドルも、櫻井のように前例のないジャンルへ進出して、世間を楽しませてほしいですね」(芸能誌記者)――アイドルもいろいろ大変!

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