“M-1最下位”相席スタート「スケジュール白紙」告白に、驚きの声「現実はシビア」の画像
“M-1最下位”相席スタート「スケジュール白紙」告白に、驚きの声「現実はシビア」の画像

 お笑い芸人にとって、年に1回の正念場『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)。『M-1』での活躍をキッカケに、レギュラー番組をいくつも抱えるようになったコンビは多い。だが一方で、地獄を見る芸人がいることも事実だ。

「2006年の『M-1』では、よしもと所属の『POISON GIRL BAND』が決勝で最下位になりました。彼らを6点という僅差で上回り、8位になったコンビは、アマチュアの漫才コンビとして注目を集めた変ホ長調だったんです。これ以降、POISON GIRL BANDは“アマチュア以下”という屈辱的なレッテルを貼られてしまいました。POISON GIRL BANDは翌年の『M-1』でも決勝進出したんですが、このときにも千鳥に3点差で敗れ、2年連続最下位という結果に終わっています」(お笑いライター)

 今年の『M-1』で最下位となったお笑いコンビ、相席スタートは、12月11日に都内で行われたイベントで大会を振り返り、山崎ケイ(34)が大会終了後の楽屋でずっと号泣していたと告白。相方の山添寛(31)は「聞いてビックリするのが、仮押さえの仕事のスケジュールが全部なくなりました」と、仰天エピソードも明かした。

 この告白に「現実はシビアやなー」「優勝した芸人が注目される反面、最下位芸人の扱われようがひどい」「M-1の舞台裏でそんなことが繰り広げられてたんだね」「これ聞いてめっちゃ応援したくなった」と、驚きの声がネットに上がった。

 しかし相席スタートは、今年の『M-1』でその存在をちゃんと印象づけていたようで、「相席、ちゃんとネタ見たの初めてだったけど面白かったよ」「今年はレベル高かったから最下位とか信じられんぐらい面白かった」と高く評価する人も少なくないようだ。

「相席スタートはすでに山崎ケイがバラエティ番組で活躍していましたが、今回の『M-1』をキッカケに、ちゃんとしたネタができるコンビとして評価を高めたと思います。しかし、過去の『M-1』ではPOISON GIRL BAND以外にも痛い目にあったコンビがいます。2008年に出場したザ・パンチもそうですね。彼らは緊張のあまり、ボケとツッコミの“間”がおかしくなってしまい、最下位になりました。それが影響して、その後二人の仕事は一気に減ってしまったといわれています」(前出のお笑いライター)

 賞レースに天国と地獄はつきものだが、『M-1』は決勝の舞台に立てただけでも評価されるべきだろう。相席スタートが今後巻き返してくれることに期待したい。

本日の新着記事を読む