１２月１９日放送の『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』（フジテレビ系）に、お笑いタレントのタモリ（７１）が出演。番組タイトルに対する不満を、ＳＭＡＰの中居正広（４４）にぶつける場面が見られた。
この日、タモリは番組内の名物コーナー、“ビストロＳＭＡＰ”の最後のお客様として登場。中居と『森田一義アワー 笑っていいとも！』（フジテレビ系）の終了後、海外旅行に行った話などをした後、タモリが「ちょっと言っていい？ 最終回だから言っていいと思うんだけれども」と前置きし、「『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』っていうタイトルはおかしくないか？」と、番組タイトルについてクレームをつけはじめた。
「いつか言ってやろうと思ったんだけどさ」と以前から不満を持っていたというタモリに対し、中居は爆笑しつつ「なんですか今さら。いいじゃないですか。定着したじゃないですか。みんな“スマスマ”って言いますもん」と反論。しかしタモリも「たとえば俺が番組やるとき、“タモリ×タモリ”ってつけるか？ 誰がつけたか知らないが、すげえ厚かましいよね。おかしいと思うよ２回連続って」と、自分の主張を引っ込めるつもりはない模様。
ここで中居が「僕、聞いたことがあるのが、これね、ジャニーさんが考えたんですって」と、所属事務所の社長であるジャニー喜多川（８５）のアイデアであると明かすと、タモリは「正解だよね。ジャニーさん偉いな、ジャニーさん偉い！」と態度を豹変。さらに中居が「アメリカ（映画）の『ニューヨーク・ニューヨーク』ってあるじゃないですか。それをもじって、同じものを重ねてもいいんじゃないかって、ジャニーさんが考えてくれたんです」と番組タイトルの由来について説明すると、タモリは「素晴らしい！ さすが、ジャニーさんだよね」と拍手をし、中居から「まだフザけるんですね」とツッコまれていた。
「少し前まではメンバー間に緊張感が感じられた“ビストロ”でしたが、さすがはタモリ。絶妙な発言と空気感で、非常に和やかな雰囲気にしていましたね。最後のビストロでしたが湿っぽくならなかったのは、まさにタモリのおかげでしょう」（放送作家）――さすがはタモリ！
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