SMAP木村拓哉がラジオで「真剣に語った」ことの画像
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 若くして芸能界に飛び込んだタレントたちは、なにかにつけて注目を集めてしまい、普通の人のように高校生活を送ることは難しい。同じグループ、同じ年齢のSMAP木村拓哉と中居正広も、普通の高校生活を送ることが困難になったため、2年生から高校を変わっている。木村は出身地千葉県の高校から、中居は地元神奈川県の高校から、ともに編入試験を受けて、都内の芸能人が多いことで知られる同じ高校へ編入した。当時は、合格発表も一緒に見にいき、同じ制服を着て通学していたという。

 2012年、木村がパーソナリティーを務めるラジオ『木村拓哉のWhat’s Up SMAP』(TOKYO FM)に、いじめで悩むリスナーからメールが寄せられた。「いじられキャラってなんなんですかね」というリスナーのメールに、木村は「“いじり”と“いじめ”って一文字違いだし、紙一重だったりするんじゃないかなと思いますね」「相手が傷ついてたら、それはもういじめに片足をつっこんでるようなもんですよね」と真剣に切り出した。

 自分たちの時代にもそういったことは多少あったが、それによって自ら命を絶つというようなことはなかったと語った木村。そして、メディアなどで流れる最近のいじめっ子たちの軽薄な雰囲気には「納得ができない」と不快感を表し、「僕らが学生のときには当たり前に存在していた、悪いことしでかしたときの教師の握り拳や平手打ちが、今は存在しないわけじゃないですか」と述べ、今はそういったものを教えたり抑制したりする「何かが失われた感じがする」と続けた。

 現在2人の娘を持つパパである木村は、子どもの教育にも熱心だという。SMAPがジャニーズから独立か、という報道があったときも、木村が最初からジャニーズに残るという決断を見せていたのは、ジャニーズならば家族のプライバシーが守られるという理由からだったともいわれている。そんな木村だからこそ、リスナーからの悩みにも娘を持つ父親として真摯に答えていたのだろう。

 先日TOKYO FMは、SMAP解散後も『木村拓哉のWhat’s Up SMAP』の放送を継続すると発表した。タイトルもそのままだという。グループが解散し、ソロになった木村はラジオでリスナーに何を語るのだろう。

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