アドリブ兄「パチ&スロ 軍資金3000円で巨万の富を目指す男」
第19回 番外編「2016年一番稼げなかった機種」

 日刊大衆をご覧の皆様、十九度目まして! たったの3000円を元手に、パチ&スロを打って勝利の山を築き、「巨万の富」の実現に向けて戦い続ける当コラム。2016年もあとわずか、ということで、今回は特別編、昨年同様に「今年の収支の足を引っ張ったワースト機種」を振り返ってみたいと思います!

 パチンコ&パチスロの収支管理アプリで、自分の今年一年の収支を見てみると、これがほぼトントン。ごめんなさい、実はたいして負けていません。こちらのコラムを読んでいただいてる方には、詐欺みたいなもんですよね。でも、なぜかここでの実戦でだけは、まるで良いところがないんです……。

 というわけで、今年はどの機種でも飛び抜けた勝ち負けがほぼないのですが、その中で唯一の例外が……。1機種だけ飛び抜けた額の収支ワースト台が存在してました! さっそく発表しましょう。今年の収支ワースト機種は!

第1位 『CR牙狼 魔戒ノ花』
収支:-145000円

 ですって! はい、多くのパチンコホールの看板を務めた、パチンコの超人気機種です。ちなみに、昨年は『パチスロ北斗の拳 強敵』の-92700円でしたから、個人的にはかなりヤバイ額です。こんなに負けた理由は簡単。
「何百回転と回しても当たらない」
「ようやく当たっても、ST(回数制限の確変)に入らない」
「なんとかSTに入っても、当たらずスルーしてしまう」
という見事な三拍子がそろっているから。ちなみに、今年『牙狼』を打って、STに入ったのは1回しかありません。この機種さえなかったら、収支はかなりの黒字になっていたはず。悔しいので、いつの日か絶対にリベンジしてやりますよ!

 ……ってちょっと待った。この機種は、MAXスペックのパチンコ台。つまり、2016年いっぱいでの“完全撤去”が決まっています。気づけば2016年も残り数日。いやいや、これは「いつの日か」とか言っている場合じゃないぞ。もうじき『牙狼』に、触ることすらできなくなる。

じゃあ、いつやるの?

………。

 ……ゴホン、失礼しました。とにかくすぐさま、なんとしてでもリベンジしてやらねば! これまでホールを長きにわたり支えてきた『牙狼』シリーズ。「これまでお疲れ様でした」という感謝の思いを胸に、「僕のお金を返して!」と怒りをぶつけてやります!

 ということで、今回は番外編。2016年一番やられた機種『牙狼 魔戒ノ花』から145000円を取り戻すべく、勝つまでとことん勝負してやります!

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