他局の女性アナウンサーへ目を転じてみても、結婚が相次いでいた。NHKの情報番組『サキどり↑』のナビゲーターなどを務めている、片山千恵子アナウンサー(32)は、4月に上智大学の先輩で2歳年上の一般企業に勤める会社員と結婚。片山アナは大学時代には2004年度の“ミスソフィア”に選出され、慶大創始者である福沢諭吉の子孫であると明かしたこともある。2008年にNHK入局後、金沢放送局を経て、2012年から東京勤務になっている。

 フジテレビでは朝のワイドショー『とくダネ!』などに出演している森本さやかアナウンサー(39)が、9月19日に35歳の一般男性と結婚。共通の知人を通じて出会い、約1年の交際を経てゴールインしたそうだ。同月21日放送の『とくダネ!』で結婚を生報告した森本アナは「(結婚を)報告しに行くと皆さん“嘘?”っておっしゃる」と苦笑。1年ほど前にお相手を紹介されていたという、番組司会の小倉智昭(69)によると「すごいカッコいい男性」だそうだ。

 テレビ朝日ではスポーツ番組のキャスターなどを務めている、本間智恵アナウンサー(31)が10月に慶応大学時代の同級生と結婚。本間アナと同期の竹内由恵アナウンサー(30)が同月29日更新のブログで披露宴の模様を紹介していて、「披露宴の様子を見ていると、新郎はとても明るい方で、学生時代の友達、会社の同僚や上司、みんなから愛されているのが伝わってきました」とつづっている。

 テレビ東京では『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』などに出演している、繁田美貴アナウンサー(32)が7月15日に同期入社のテレビ東京の社員と結婚。続いて『モヤモヤさまぁ〜ず2』に出演して、さまぁ〜ずとの掛け合いが人気だった、狩野恵里アナウンサー(30)が8月11日、スーパーフォーミュラ2013年王者のレーシングドライバーである山本尚貴選手(28)と結婚。狩野アナはテレビ東京公式サイトの自身のコーナーで「このたび『山の日』の8月11日に山本尚貴さんと入籍しました。苗字が『山本』になるので『山』の日を選びました(笑)」と報告。二人は同局の番組『SUPER GT+』で知り合い、交際2年でのゴールインとなったそうだ。狩野アナは『モヤモヤさまぁ〜ず2』を10月16日放送分で卒業。11月7日から放送開始された経済ニュース番組『ゆうがたサテライト』で報道キャスターに初挑戦している。

 地方局のアナウンサーでは、女優の本仮屋ユイカ(29)の妹として知られている、東海テレビの本仮屋リイナアナウンサー(25)が5月22日に民放キー局の制作部門に勤務する一般男性と結婚。9月に都内で結婚式を挙げたが、本仮屋アナが平日朝の情報番組『スイッチ!』にレギュラー出演しているため、東京と愛知で遠距離結婚生活を送っていた。しかし9月に妊娠が明らかになり、『スイッチ!』は卒業。さらに12月23日には自身のブログで東海テレビを退社することを発表した。

 フリーアナウンサーでは、NHK BS1のスポーツ番組『ワールドスポーツMLB』でキャスターを務めている、深津瑠美アナウンサー(30)が6月24日、西武ライオンズの菊池雄星投手(25)と結婚。交際のキッカケは昨年11月の関係者を交えた食事会で、深津アナの誕生日に婚姻届を提出した。深津アナはフェリス女学院大学時代にファッション雑誌『Ray』(主婦の友社)の読者モデルとして活躍し、「ミス東京ウォーカー読者モデルコンテスト」ではグランプリを受賞。2009年4月、岡山放送に入社したが、翌年の2010年に退職。以降、フリーアナウンサーとして活躍していて、美しすぎるお嬢様アナとして人気だ。

 最近の女性アナウンサーの傾向として、結婚後も退社せず、アナウンサーを続けていくパターンが増えてきている。セレブ相手ではなく、一般男性との結婚であることが多いのと、結婚、出産を経ても働きやすい職場環境になりつつあることが要因のようだ。

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