さて、具体的に不動産投資を始めるうえで必須となるのが、銀行から融資を受けることだ。ここで、元銀行マンでもある菅井氏が、意外な裏技を教えてくれた。

「結婚していれば借りられる金額は高くなります。なぜなら、融資は“世帯合算”で審査するからです。すなわち、自分の貯金と奥さんの貯金の合計額が、融資の際の判断基準になるんです。安定した仕事や資産を持つ女性と結婚できれば、それだけ億万長者になれる可能性が高まると考えてもいいでしょう」

 まだ独身という人は、不動産投資のためのタネ錢を貯めつつ、婚活も同時並行で行うのがベストなようだ。

 加えて、「銀行はギャンブル性の強い投資をしている人に対して、あまり融資したがりません。株やFX、それに銀行が資産として認めない海外不動産や区分マンションなどからは手を引いておくといいでしょう」(前同)

 もちろん、元手となる資金や会社でのポジションも当然、審査対象。融資で泣かないためにも、日頃から着々と準備したい。

「派遣やアルバイトなら地方で正社員の仕事に就くという手もあります。まとまった資金ができるまでは、本業でステップアップする。また、不動産投資に踏み出すなら関連書籍を少なくとも30冊以上は読んでおきたいところ。もし友人や親戚にすでに実践している人がいたら、一度相談してみるのがいいでしょう」(同)

 庶民から億万長者、今こそ人生の金メダルを掴め。

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