夏目三久アナほか、人気女子アナが「退社を決意した」ウラ事情の画像
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 元フジテレビの加藤綾子アナウンサー(31)が、2016年11月6日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、古舘伊知郎アナ(62)、宮根誠司アナ(53)とともに出演。宮根にフリー転身のきっかけを聞かれ、2014年にメインキャスターを務めていた情報番組『めざましテレビ』の生放送中に倒れてしまった日について語った。

 その日は風邪気味だったが同番組だけの勤務だったため、なんとか乗り切れるだろうと出勤。オープニングは問題なかったが、原稿を読んでいくうちに息苦しくなってきて、「どんどん酸欠になってきて、気づいたら倒れてた」そうだ。すぐに意識は戻ったらしいが、病院に運ばれている間に「あ、私このまま死ぬかも」という思いがよぎり、「無意識で倒れたってことをきっかけに、ちょっと体のことを優先して考えようと思って」と、退社を考えるきっかけになったと明かしていた。会社を辞めるということには、それ相応の理由があるはず。加藤アナ以外の女子アナが、退社を決意した理由を調べてみた。

 元日本テレビの夏目三久アナ(32)の場合は、ある1枚の写真が退社のきっかけだった。2007年に日本テレビ入社後、同年10月スタートの『おもいッきりイイ!!テレビ』のアシスタントに抜擢され、同局のエース候補として期待されていた夏目アナ。しかし2009年7月、学生時代の元恋人が流出させたといわれている写真が『FRIDAY』(講談社)に掲載されると騒ぎになり、3か月後にはすべてのレギュラー番組を降板してしまった。出演機会が激減していったことから退社を決意し、2011年の『箱根駅伝』の中継番組の出演を最後に有休消化に入り、同年1月に退社。4月からフリーとして『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)に出演するようになった。現在は古巣である日本テレビの『真相報道バンキシャ!』でレギュラーキャスターとして活躍し、2016年度の『好きな女性アナウンサーランキング』で3位に躍進している。

 同じく元日本テレビの馬場典子アナ(42)は2014年6月に退社。2012年6月14日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた、横領疑惑の記事がきっかけだったと噂されている。その記事では、馬場アナが2011年の夏にプライベートで海外旅行に行ったとき、途中から知り合いの実業家男性も行くことになり、飛行機代やホテル代などの費用をおごってもらったのだという。馬場アナは最初に自分で予約したチケットなどをキャンセルしたのだが、無効となったはずの領収書を帰国後に別の男性に渡し、その金額の現金を受け取ったというのだ。その後、領収書を買い取った男性は領収書を経費として計上したのだが税務調査で引っかり、この件を日本テレビに抗議したことで横領疑惑が発覚。週刊誌の発売当日、レギュラー出演していた朝の情報番組『ZIP!』から突然姿を見せなくなり、この記事の影響ではないかとネットなどで物議を醸したのだった。馬場アナはフリー転向後、大手芸能プロダクション所属となったが、仕事はなかなか増えず、関係者の間では不祥事が尾を引いているのではと、噂されていた。

 元TBSの小林悠アナ(31)は電撃退社が話題になったが、そのきっかけは2016年2月1日発売の『週刊ポスト』(小学館)の、高級車マイバッハに乗る実業家A氏と六本木の高級ホテルなどでデートする姿を報じた記事だった。小林アナは2010年4月にTBSに入社後、2010年9月から朝の情報番組『朝ズバッ!』にレギュラー出演。2016年春の番組改編で報道番組『NEWS23』のキャスターに抜擢される予定だったが、局側が体調不良のため出演しないことを発表。パーソナリティを務めていたラジオ番組も2月26日から2週にわたって欠席し、そのまま生の声で説明することなく、3月4日に退社してしまった。小林アナは3月16日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の取材記事で、A氏の勧めで心療内科に行ったところ、“適応障害”と診断されていたことを告白。あの報道あたりから精神的に不安定な状態になり、『NEWS23』の出演辞退を局側に申し入れたそうだ。女子アナの退社理由といえば、エース級がステップアップのためフリーになる以外は寿退社が多いようなのだが、思わぬ理由もあるようだ。

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